警察官や労働基準監督官には「悪」に対決して「国民」を守ろうという「気概」はないのか!
日給制の完全歩合給!
「といち」で金を貸し付けて給料から天引き!
それでも、警察は動かない!
従業員に対して、日給制の完全歩合給で給料を支払っている代行運転業者がいる。
給料は歩合制の日給制で、従業員は、毎日、その都度、5,000円から6,000円しか受け取っていないため、生活が非常に困窮している。
経営者は、生活に困窮している従業員に10万円ないし20万円程度の金銭を、10日に一割(いわゆる「トイチ」)の約定で貸している。
従業員は、10日毎に元金の一割の利息を支払っていたが、利息の支払いができない場合には、未払い利息額が元本に上乗せされ、借入残金が順次増大し、増大した借入残元金に対して「トイチ」の利息を支払って行かなければならないという借入方法であるという。
そのため、従業員は現在では、日給が6,000円の場合であっても、ほとんど給料を受け取ることができない状況に陥っているという。
このような労働者を食い物にしている業者の金銭貸付について、従業員が、警察に相談しても警察は、全く捜査を行う気がなく、労働基準監督署も「証拠がない」などと言って労働基準法違反で取り締まりをしようともしない現状にあるという。
このようなことが、現実に、日本で行われているということに、まず驚愕した。
給料は、現金で支払わなければならないことは、労働基準法で定められているし、貸金などと相殺することはできないことは、明らかである。
「証拠がない!」とはどういうことなのか。
現実にそこで、働いてる労働者から、話を聞けば、立派な証拠ではないか。
悪いことをする人は、できるだけ証拠を残さないようにし、残っている証拠も「滅失・隠匿」しようとすることは、古来から明らかである。
そのような「悪」を許さないのが、警察や労働基準監督署の「役割」ではないか。
このようなことについては、断固とした対処が必要であると思う。
日本の「警察官」や、「労働基準監督官」には、「悪」を許さないという気概もなければ、「悪」から国民を守ろうとする「気持ち」もないのだろうか。