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モーツァルト、その人間と作品

アルフレート・アインシュタイン

（浅井真男訳） 白水社 1997年10月10日 新装復刊

1. 人間
   旅びと、市民と天才、モーツァルトと《永遠の女性》、カトリック信仰とフリーメイスン、愛国心と教養
2. 音楽家
   万能性、モーツァルトと同時代人（模倣と本質的類似）、フラグメントと創作過程、モーツァルトと対位法、モーツァルトの調性範囲
3. 器楽曲
   弦楽器のための室内楽曲、ディヴェルティメント、カッサツィオーネ、セレナーデ、シンフォニー、ピアノ曲、ピアノを加えた室内楽曲、コンチェルト的なものとメカニックなもの、綜合−ピアノ・コンチェルト
4. 声楽曲
   教会音楽、アリアとリート、モーツァルトとオペラ、オペラ・セリア、オペラ・ブッファ、《ドイツ・オペラ》

• むすび
• 註
• 訳者あとがき
• 楽曲索引
• 人名索引

口絵（すべてモノクロ）

1. ピアノを弾くモーツァルト
   ヨーゼフ・ランゲ筆（1782/1783年冬？）未完成油絵 （ザルツブルク、モーツァルト＝ムゼーウム蔵）
2. ドーリス・シュトック筆（1789年４月）鉛筆画 （ライプツィヒ市立音楽図書館蔵）
3. レオナルト・ポッシュ作（1789年５月）つげ材浮彫（ザルツブルク、モーツァルト＝ムゼーウム蔵）
4. アムステルダムにおけるモーツァルト
   ジャン・バチスト・グレース筆（1766年）油絵 （パリ、ルーヴル蔵）
5. タデーウス・ヘルプリング筆（1767年）油絵（フィルミアン伯爵の子息の肖像ともいわれる）
   （ザルツブルク、モーツァルト＝ムゼーウム蔵）
6. ヴェロナにおけるモーツァルト
   サベリオ・ダルラ・ローザ筆（1770年１月）油絵（アインシュタインは別の意見を持つ−−本文47頁）
7. モーツァルトの家族
   ネポームク・デルラ・クローチェ筆（1780/1781年冬）油絵 （ザルツブルク、モーツァルト＝ムゼーウム蔵）
8. スペロン・ドーロ勲章をつけたモーツァルト（1777年）
   油絵、作者不詳（ボローニャ、コンセルヴァトワール蔵）
9. クレメンス・コール作（1793年）銅板画
   ポッシュ作つげ材浮彫による（アウクスブルク、モーツァルト記念館蔵）
10. 変ホ長調シンフォニー（K.543）第２楽章冒頭（1〜10小節）の自筆楽譜