レクレーション


レクレーション活動(第3回〜18回問題と解答)


第3回レクレーション活動 問題番号 解答 問題33 4 問題34 2 問題35 3 問題36 4 3−33  レクリエーション計画の作成と実施の手順を示した次の図の二つの空欄に  入れるべき用語の組み合わせのうち,最も適切なものを一つ選びなさい。             →「A目標」→           「D」     「B」            ↑ 「C実施」← (組み合わせ)   B               D 1 組織づくり及び指導者の編成−−−記録の作成 2 日標の明確化とプログラム作成−−事後処理と決算 3 予算の作成−−−−−−−−−−−決 算 4 立案計画及び役割の分担−−−−−評 価 5 情報収集とアイデア開発−−−−−記録の整理 3−34  福祉施設のレクリエーション活動に期待される機能に関する次の記述のう  ち,適切でないものを一つ選びなさい。 1 心身の健康づくりにつながるものでありたい。 2 施設の秩序あるチームワークづくりを達成するものでありたい。 3 よりよき人間関係づくりにつながるものでありたい。 4 生活に安らぎをもたらすものでありたい。 5 生きがいづくりにつながるものでありたい。 3−35  福祉施設でのレクリエーション計画は,利用者の快適で楽しい生活づくり  へ向けての総合的な計画でありたい。次のうち,適切でないものを一つ選びなさい。 1 年度ごとに予算をとって,レクリエーションのための施設,設備,用具などを整  備していく計画を含める。 2 レクリエーション行事は,年間のサービス方針に連動した計画性のあるものにす  る。 3 レクリエーションの計画は,施設内の介護職員によって立案した方がよいので,  施設外の指導者・講師などは入れないで考える。 4 趣味を楽しむクラブなどの集団を如何にして育成していくか,中長期的視野で計  画される必要がある。 5 利用者一人ひとりの自立性を高めるための個別援助計画が重要である。 3−36  治療的レクリエーションの目的を達成させるためのアプローチに関する次  の記述のうち,適切でないものを一つ選びなさい。 1 レクリエーション指導は,第1次的障害の治療の促進を考えたほうがよい。 2 レクリエーション指導は,第2次的障害の防止を考えたほうがよい。 3 レクリエーション指導は,潜在能力の発見ということに心掛けるべきである。 4 レクリエーション指導は,楽しいひと時を過ごすことや親睦で十分である。 5 レクリエーション指導は,自主的なレクリエーション参加行動を育てるようにす  べきである。 第4回レクレーション活動 問題番号 解答 問題33 2 問題34 1 問題35 4 問題36 5 4−33  レクリエーションが人間の基本的欲求に基づくものであるというのは,な  ぜか。次の記述のうち,最も適切なものを一つ選びなさい。 1 空白の時間を埋めることが,余暇の善用につながるから。 2 人と出会いたい,人と触れ合いたい,という人間の願いにこたえるものであるか  ら。 3 人間の活力の再創造を行うものであり,それによって社会生活の基盤となる生産  活動を支えるものであるから。 4 苦しいことやつらいことを忘れさせてくれるものであるから。 5 運動とスポーツへの導入として欠かせないものであるから。 4−34  次の文は,各種のレクリエーション・サービスについて概説したものであ  る。正しいものを一つ選びなさい。 1 インストラクター・サービスとは,特定の活動について援助できる技術をもって  いる人々を利用者に提供することである。 2 プログラム・サービスとは,行事を企画して実際に司会をすることである。 3 クラブ・サービスとは,クラブやサークルのリーダーを育成することである。 4 エリア・サービスとは,レクリエーションのための用具を整備することである。 5 マネージメント・サービスとは,レクリエーションに要する経費の管理をするこ  とである。 4−35  老人ホームにおいて行事・文化活動を進めるときの考え方に関する次の記  述のうち,正しいものを一つ選びなさい。 1 参加者の中から代表を選んで行事係とし,そのメンバーにすべてを任せる。 2 各種のグループ活動を用意し,介護従事者が最も適当と思う活動に参加者を分類  する。 3 クラブ活動は,安全に十分配慮して施設内で完結するようにし,できるだけ外へ  出ないようにする。 4 参加者の「昔とったきねづか」である特技をいかして,指導者として活用する。 5 企画については,専門家のチェックと指示を得るものとする。 4−36  レクリエーション活動に参加して楽しんでいる人々に対する援助に関する  次の記述のうち,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合  わせとして正しいものを一つ選びなさい。  A 老人ホームで誕生会を行っているとき,居眠りを始めた参加者がいたので,注   意してプログラムに参加させた。  B ある行事で行った集団ゲームが大変盛り上がったが,疎外されていた参加者が   いないかどうか検討した。  C 午後のひとときカラオケを楽しんでいる入居者に他の入居者から音がうるさい   と苦情が出た。職員は,直ちに,カラオケを中止するよう指示した。  D 参加者の好きな活動や特技などを引き出し,それを育成していくような個別的   な援助も実践している。 (組み合わせ)  ABCD 1○○×○ 2○×○○ 3○×○× 4×○○× 5×○×○ 第5回レクレーション活動 問題番号 解答 問題33 1 問題34 4 問題35 2 問題36 2 5−33  レクリエーションの基本的理念として述べられた次の記述のうち,適切で  ないものを一つ選びなさい。 1 余暇時間の活用が特に大切である。 2 自由への願いに基づいている。 3 すべての人びとが等しく行使することができる。 4 生活のやすらぎや人びとのふれあいをもたらす。 5 人間性の再創造である。 5−34  次の各ライフステージにおける遊び・レクリエーションの主たる意義とし  て,最も適切でないものを一つ選びなさい。 1 幼児期は,集団遊びを通じて人間関係の在り方を学ぶことに意義がある。 2 少年期は,自然環境や人間関係に対する感受性を養うことに意義がある。 3 青年期は,心身をリフレッシュし,交友関係を拡大することに意義がある。 4 成人期は,明日の労働へのエネルギーの再生産を図ることに意義がある。 5 老人期は,生きがいの創造へ結びつけることに意義がある。 5−35  次の文は,レクリエーション指導の基本的な考え方を示したものである。  空欄A,B,Cに該当する用語の組み合わせとして最も適切なものを一つ選びなさ  い。  レクリエーション指導者の役割は,レクリエーションを可能にする「A」と,  レクリエーションを行おうとする人とを,その間にあって結びつけ,この人びとが  主体的にレクリエーションを企画,実行,運営できるように「B」の提供,技  術の指導,「C」などを行うことである。   A      B    C 1 援助者−−−−素 材−−活動の援助 2 プログラム−−素 材−−活動の援助 3 援助者−−−−知 識−−活動の援助 4 プログラム−−知 識−−体力の訓練 5 援助者−−−−知 識−−体力の訓練 5−36  老人のレクリエーションに関する次の記述のうち,適切でないものを一つ  選びなさい。 1 老人の生活に抑揚を付け,刺激を与えるためには,行事を日常生活の中に組み込  むことが大切である。 2 介護者と老人の平等な人間関係を作るためには,レクリエーションは不可欠であ  る。 3 老人のレクリエーションにかかわる人は,優しい言葉かけができ,根気よくなけ  ればならない。 4 車いすで移動したりペットに起き上がっていても,何もしようとしない老人にこ  そレクリエーションは必要である。 5 精神的に孤独な老人には,レクリエーションは大きな効果を発揮する。 第6回レクレーション活動 問題番号 解答 問題33 2 問題34 3 問題35 4 問題36 5 6−33  治療的レクリエーションの目的に関する次の文章の空棚A,B,Cに該当 する語句の組み合わせとして,技も適切なものを一つ選びなさい。  レクリエーションの目的は個人にとって最適な「A」が,その人の 「B」と密接なつながりを持つように「C」の見直しや維持,促進を手助  けすることにある。すなわち,個人がよりよい生活を送れるように,自分自身でレ  クリエーション活動を自分の生活の中へ積極的かつ自主的に取り入れることにあ  る。   A           B     C 1 治療法−−−−−−−−−障 害−−−ライフスタイル 2 レクリエーション活動−−生活全般−−ライフスタイル 3 レクリエーション活動−−生活全般−−障 害 4 治療法−−−−−−−−−障 害−−−レクリエーション活動 5 レクリエーション活動−−障 害−−−治療法 6−34  レクリエーションのための条件づくりに関する次の文章の空棚A,B,C に該当する語句の組み合わせとして,正しいものを一つ選びなさい。  個人の生活を活性化するために欠かせない活動であるから,具体的なレクリエー ソョン・プログラムの開発と合わせて,レクリエーションの「場」としての空間の確 保が重要である。レクリエーション空間は,個人的・日常的レクリエーションの場 としての「A」,多様な集団的レクリエーションの場としての「B」,そ れに加えて,自然に触れるレクリエーションの場としての「C」の3種の視点 から整備することが望ましい。   A     B          C 1 遊戯施設−−集会施設−−−−−−−キャンプ場 2 工作室−−−クラブ室−−−−−−−庭 園 3 居住空間−−スポーツ・文化施設−−身近な自然環境 4 公共施設−−商業施設−−−−−−−自然公園 5 趣味空間−−社交空間−−−−−−−リゾート 6−35  レクリエーション援助者の基本的態度に関する次の記述のうち,正しいも  のに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一  つ選びなさい。  A 利用者の技術の向上に力点をおき,技術習得が速い者を中心に援助している。  B 利用者が主体的に楽しむことができるように,その技術レベルに合わせて側面    から援助している。  C 利用者が個別的に楽しむことができるように,”仲間づくり”に力点をおいて    援助している。  D 利用者の好みに合わせて自由に楽しむことができるように,個別的に”レクリ    エーション相談”を行い援助している。 (組み合わせ)  ABCD 1○×○○ 2○××× 3×○○× 4×○×○ 5×○×× 6−36  障害者に対する積極的な運動を伴うレクリエーションに関しての次の記述  のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとし  て正しいものを一つ選びなさい。  A 基礎練習を十分やった上でないと危険を伴うので,行わせてはならない。  B 勝敗を考えないと興味が失われるので,いつも競技として,勝敗をつけた方が    良い。  C 障害者が興味,関心をもち,気軽に楽しめるものから始めていった方が長続き    する。  D リハビリテーションの意味を含んでいるので,必ず理学療法士の指導の下に実    施しなければならない。 (組み合わせ)  ABCD 1○○○× 2○○×○ 3○××○ 4××○○ 5××○× 第7回レクレーション活動 問題番号 解答 問題33 4 問題34 5 問題35 4 問題36 3 7−33  社会福祉の分野でレクリエーションが近年重視されるようになってきた理 由を述べた次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合, その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。  A 労働から価値が生み出されることを前提に,労働の生産性を高めるための条件  として,レクリエーションを重視すべきだという認識が広がってきた。  B 高齢化社会の到来のなかで,高齢期の生活をより充実させ,高齢者の主体性を  高めるためにレクリエーションが改めて認識されるようになった。  C 老人福祉法が改正され,レクリエーションの権利とその実践の必要が明示され  た。  D ハンディキャップがある人々のためのレクリエーションの方法と用具が新たに  開発され,レクリエーションを指導するのが容易になってきた。 (組み合わせ)  ABCD 1○○○× 2○○×○ 3○××○ 4×○×× 5××○○ 7−34  福祉サービスにおけるレクリエーションの人間関係について述べた次の文  章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,最も適当なものを一つ選  びなさい。  社会福祉施設の職員と利用者の関係は,サービスを提供する側とサービスを利用 する側という関係であるが,レクリエーションの活動面においては,それとは異な  る「A」,すなわち,同じプレーをする「B」をつくることができる。ま  た,レクリエーションの活動は,一般の人々の参加や「C」が最もかかわりや すい場面であるから,レクリエーション援助者は,このような視点も持っていなけ  ればならない。   A         B            C 1 傾斜的な人間関係−−仲間としての人間関係−−−レクリエーションワーカー 2 治療的な人間関係−−援助者としての人間関係−−レクリエーションワーカー 3 治療的な人間関係−−治療者としての人間関係−−セラピスト 4 対等な人間関係−−−援助者としての人間関係−−ボランティア 5 対等な人間関係−−−仲間としての人間関係−−−ボランティア 7−35  レクリエーション援助の考え方に関する次の記述のうち,正しいものを一 つ選びなさい。 1 あくまでも利用者一人ひとりの余暇生活の充実に貢献するよう計画され,利用者 間の交流促進は第二義的なものである。 2 利用者集団において,歌,ダンス,ゲームなどのプログラム活動をとおし友好的   な人間交流の場をつくり出すことに最終的な目標がある。 3 集団を介した援助がその中心にあり,社会システムの整備は第二義的なものであ   る。 4 利用者一人ひとりの余暇生活を中心とした全生活の活性化に最終的な目標を置い   ている。 5 一人ひとりのニードの対応を主とした個別援助が中心であり,集団援助は第二義   的なものである。 7−36  高齢者集団を対象としたレクリエーションのプログラム・サービスに関す  る次の記述のうち,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み  合わせとして正しいものを一つ選びなさい。  A プログラムの始めの方では利用者が緊張している場合が多いので,心身のリ  ラックスを促進するようなプログラム・サービスから始めていくとよい。  B 利用者の心身がリラックスしてくると,自発的行動が芽生えてくるので個別的  なプログラム・サービスへ展開していくとよい。  C 利用者の心身がリラックスしてくると,集団凝集性が芽生えてくるので集団的  なプログラム・サービスへ展開していくとよい。  D 利用者の心身がリラックスしてくると,他の利用者との安定した関係を求める  ようになるので,利用者間の相互交流を促進するようなプログラム・サービスへ  展開するとよい。 (組み合わせ)  ABCD 1○○×○ 2○×○× 3○××○ 4×○○× 5×○×○ 第8回レクレーション活動 問題番号 解答 問題33 4 問題34 2 問題35 1 問題36 5 8−33  次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,正しいも  のを一つ選びなさい。  「人間はみな,何らかの環境の中に生きている。人々のレクリエーション行動も  また自らの内にある”楽しみたい”という「A」と,その人々を取り巻く環境  との「B」の結果出現されてくると考えることができる。   したがって,介護サービス利用者のレクリエーション行動を自然に生み出すため  には,利用者への適切な「C」と環境,条件の整備がシステマティックに行わ  れることが重要である。」   A     B      C 1 状 況−−−相互交流−−−動機づけ 2 行 為−−−相互作用−−−訓 練 3 意 思−−−相互交流−−−訓 練 4 意 思−−−相互作用−−−動機づけ 5 行 為−−−相互交流−−−要 望 8−34  身体障害者とレクリエーションに関する次の記述のうち,正しいものの組  み合わせを一つ選びなさい。  A 自分の身体を自らの意思に基づいて動かし,巧みさを表現したり,身体的能力  の可能性に挑んでみたいというニーズを潜在させている場合が多い。  B 美術・音楽・工芸・演劇・詩歌のような美的な文化財を鑑賞することよりも,  集団ゲームやスポーツなどによる身体機能訓練が先行されるべきである。  C 社会的孤立感や対人恐怖感のような心理・社会的障害を発生させやすいので,  リハビリテーションセンターなどで行われている趣味やスポーツなどの一定のノ  ウハウを求められるグループ活動に参加させるべきである。  D 家の中に閉じこもった生活に陥りやすくなり,社会性を喪失しがちになるの  で、同じような障害を持っている人たちによって構成された,気楽なプログラム  活動を楽しんでいるグループなどに参加するよう援助すべきである。 (組み合わせ) 1AC 2AD 3BC 4BD 5CD 8−35  現代社会におけるレクリエーションの概念に関する次の記述のうち,正し  いものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいもの  を一つ選びなさい。  A 自由時間だけでなく,生活全体のなかで,自発的に行われるものである。  B 人々の生活のなかに,「ゆとりと楽しみを創造していく」ということの実現を目  標とするものである。  C 労働力の再生産に直結したときに意味がある。  D 心身の健康増進とより良き人間関係の醸成に役立ち,生活に安らぎと生きがい  をもたらすものである。 (組み合わせ)  ABCD 1○○×○ 2○○×× 3○×○○ 4×○○○ 5×○×○ 8−36  次の文章は,現行の老人福祉法第13条の一部である。空欄A,B,Cに 該当する語句の組み合わせとして,適切なものを一つ選びなさい。  「地方公共団体は,老人の「A」の健康の保持に資するための「B」,  レクリエーションその他広く老人が「C」かつ積極的に参加することができる 事業を実施するように努めなければならない。」   A     B        C 1 精 神−−−趣味講座−−−−−自発的 2 身 体−−−スポーツ−−−−−間接的 3 心 身−−−生きがい対策−−−主体的 4 身 体−−−生きがい対策−−−直接的 5 心 身−−−教養講座−−−−−自主的 第9回レクレーション活動 問題番号 第9回 問題33 3 問題34 4 問題35 5 問題36 1 9−33  レクリエーションの基本的な機能に関する次の記述のうち,最も適切なも のを一つ選びなさい。 1 人々の心身の休息や気晴らしを基本的な機能としている。 2 人々の人間的な交流の促進を基本的な機能としている。 3 人々の心身の休息・気晴らし・自己開発を基本的な機能としている。 4 人々のいきがい感の促進を基本的な機能としている。 5 人々の心身の快適な生活環境づくりを基本的な機能としている 9−34  レクリエーション援助の体系に関する次の記述のうち,正しいものに○, 誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びな さい。 A 個別的余暇活動援助,集団での身体機能訓練援助及び忘年会などでのレクリ エーション行事援助から構成される。 B 利用者一人ひとりの楽しみを引き出す個別援助,楽しみの増幅とそれをとおし ての交流を促進する集団援助及びレクリエーションのための条件や環境整備援助 から構成される。 C 余暇生活の充実に焦点を当てた場合に,利用者一人ひとりの余暇生活相談,余 暇生活の仲間づくり及び余暇生活のための社会システム整備から構成される。 D レジャーカウンセリング,活動技術指導及びレクリエーションプランニングか ら構成される。 (組み合わせ)  ABCD 1○×○× 2○××○ 3×○○○ 4×○○× 5×○×○ 9−35  高齢者のレクリエーションを目的とした「集い」では,まず参加者がリラッ クスするための心理状況に対応したプログラム展開が配慮されなければならない。 そうしたプログラム展開に関する次の記述のうち,最も適切なものを一つ選びなさ い。 1 参加者相互の交流を促進するため,2〜3人の小さなグループを編成し,自己紹 介などへと展開していく。 2 グループのまとまりをつくるため,グループ対抗ゲームなどで雰囲気を盛り上 げ,次第に運動量の多いプログラムへと展開していく。 3 参加者の精神的安定を図るため,目を閉じて腹式呼吸などを行い,ジャンケン ゲームのような手軽なプログラムへと展開していく。 4 参加者が元気を出すように,できるだけ大きな声であいさつを行い,グループ ゲームなどへと展開していく。 5 参加者の緊張をほぐすため,援助者や参加者相互の自然なあいさつから始め,音 楽に合わせた簡単な体操などへと展開していく。 9−36  レクリエーションにおける視覚障害者の介助に関する次の記述のうち,適 切でないものを一つ選びなさい。 1 ジョギング: 視覚障害者は,30cmほどの輪にしたひもを介助者と互いに持っ て走る。走行中,介助者は絶えず声をかけ,先に立ってひもを引っ張り積極的に誘 導する。 2 山登り: 山の中は街中と異なり,視覚障害者にとって歩きやすい所ではない。 木の根や岩石,倒木など障害物が多いので,介助者は事前に状況を知らせておく必 要がある。 3 スキー: 発信装置を持ったり,声をかけながら介助者が先に,時には後から滑 るのがよい。 4 ボーリング: 助走する時に視覚障害者は片手でガードレールを触りながらス テップを踏む。介助者は,倒れたピンの数,残ったピンの位置,得点数の経過等を 伝える。 5 手 芸: 視覚障害者にとっては糸通しが最も困難な動作なので,「視覚障害者 用糸通し器」を紹介し,使用できるように援助する。 第10回レクレーション活動 問題番号 第10回 問題33 2 問題34 3 問題35 5 問題36 2 10−33  レクリエーションに関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でない  ものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。  A レクリエーションの基盤は,“遊び”という行為にある。  B レクリエーションとは,余暇時間の中で行われる諸活動を指している。  C レクリエーションを行う際,利用者を強制的に参加させてはならない。  D レクリエーションから得られる心の動きは,“楽しい”という今ここでの感情   がすべてである。  (組み合わせ)   ABCD  1○○○×  2○×○×  3○××○  4×○○×  5×○×○ 10−34  以下の記述は,特別養護老人ホーム利用者へのレクリエーション援助活動  の事例である。適切でないものを一つ選びなさい。 1 市内朗読ボランティアグループが,毎月2回来所し,利用者のリクエストにこた  えながら朗読サービスを行っている。最近は,朗読の後で,その内容にまつわる歌  をうたって終わるようになってきた。 2 近隣地域の婦人会や子ども会が,月1回ずつ来所し,利用者と一緒に昔の暮らし  ぶりや楽しみなどを語り合いながら相互に交流している。その際に,利用者が小さ  いころ使っていた教科書などが大変よい交流媒体となっている。 3 市内高等学校のボランティアサークルが,春と秋に来所し,利用者との交流会を  行っている。その際施設のレクリエーションワーカーが,プログラム展開において  イニシアチブを取ることに専念している。 4 市社会福祉協議会登録ボランティアが,定例的に訪れ,利用者とともに施設周辺  の散歩や園芸などを楽しんでいる。ボランティアは,そうしたプログラムが可能な  限り楽しい時間となるよう,自主的にコミュニケーション技術などを学んでいる。 5 利用者の家族会が組織されており,その運営に携わっている人たちとホームの職  員とが定例的な交流行事の内容について事前に相談し,楽しい行事になるよう工夫  している。 10−35  レクリエーション援助における計画の体系について述べた次の記述のう  ち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正  しいものを一つ選びなさい。  A デイサービスにおけるレクリエーション援助の計画は,利用者全員を一つの集   団としてとらえる全体的なものでありたい。  B 地域におけるレクリエーション援助の計画は,利用者やその家族の問題に焦点   を絞った治療的アプローチでありたい。  C 在宅ケアにおけるレクリエーション援助の計画は,利用者を中心に在宅介護者   や家族を対象とした広い視野に立ったものでありたい。  D デイサービスにおけるレクリエーション援助計画の視点は,利用者グループ,   利用者それぞれの趣味グループ,在宅介護者グループなどを対象とした多様なも   のでありたい。 (組み合わせ)  ABCD 1○○×○ 2○×○○ 3○×○× 4×○×○ 5××○○ 10−36  進行性筋萎縮症という筋力が衰えていく慢性疾患をもち,車いすで生活を  している障害者に対する実践的レクリエーション援助についての次の記述のうち,  適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しい  ものを一つ選びなさい。  A 入浴の際には,入浴介助だけではなく,介護者との語らいを大切にするように   している。  B プールなどに入ることは,大変危険なので,遠慮するように働きかけている。  C 音楽演奏などの自己表現をする際には,手や腕の動作が困難なので,打楽器だ   けで演奏させるようにしている。  D 旅行などの外出活動をする際には,交通機関やボランティアの確保に限界があ   るので,日帰り程度の規模で行うようにしている。 (組み合わせ)  ABCD 1○○×× 2○××× 3×○○× 4×○×○ 5××○○ 第11回レクレーション活動 問題番号 解答 問題33 5 問題34 1 問題35 3 問題36 2 11−33  「声」という誰もが持っている楽器を用い,マイクなどの小道具を利用して  ゲーム性を持たせたレクリエーション活動に「歌リレー」がある。この活動を高齢者  の集団レクリエーション種目に取り上げた場合の効果に関する次の記述のうち,適  切でないものを一つ選びなさい。 1 頭の体操としての精神活動的効果が期待できる。 2 発声することで呼吸器の機能によい効果をもたらす。 3 集中力を高める。 4 他者との協調性を高める。 5 関節の動きをよくする効果がある。 11−34  特別養護老人ホームの入所者に対するレクリエーション援助に関する次の  記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせ  として正しいものを一つ選びなさい。  A Mさんは,居室で寝ていることが多いので,趣味の将棋をレクリエーション活   動に取り入れて参加するように援助している。  B Nさんは,最近,耳が遠くなってきたので,音楽鑑賞や歌など音源のあるレク   リエーション活動は行わないようにしている。  C 片まひがあるOさんには,余暇生活の相談にのりながら生活リズムを整えるよ   うに援助している。  D Pさんは,若いころ手芸が趣味であったので,レクリエーションの時間に編み   物ができるように援助している。 (組み合わせ)   ABCD  1○×○○  2○×○×  3×○○×  4×○×○  5××○○ 11−35  痴呆性高齢者に対するレクリエーション援助に関する次の記述のうち,適  切なものを一つ選びなさい。 1 レクリエーションの時間にみんなで歌を歌っている際,時折,徘徊する参加者に  対して,すぐに活動の中に戻すようにした。 2 レクリエーションの時間に陶芸を行っている途中で,参加者のひとりが突然,独  り言を言い始めた。援助者は,その独り言を無視して活動を進めていった。 3 折り紙で花づくりを行っている途中で参加者のひとりが折り紙を飲み込もうとし  たので,直ちに活動を中断して,その対応を行った。 4 コミュニケーションを取りにくい参加者と音楽鑑賞を行う際,好みの音楽が分か  らないので,援助者の好みで音楽を選定した。 5 施設内でウォークラリーを行っている途中の廊下でひとりの参加者が動かなく  なった。次の参加者が来る前に,本人がいやがっているのに強く手を引っ張って移  動させた。 11−36  高齢者や障害者によく使われるレクリエーション活動の種目に「風船バ  レー」がある。これはバレーボールのボールを風船に置き換え,二つのチームが  コートの中央に設けられたネットを挟んで互いに風船を打ち合う活動であり,原則  として,いす又は車いすを用いての座位の姿勢を保って行う活動である。この風船  バレーに関する次の記述のうち,適切でないものを一つ選びなさい。 1 いす使用者の場合,危険防止のため,丸いすや折り畳み式いすは避けるべきであ  る。 2 車いす使用者の場合,ゲーム中はブレーキを,はずしておくようにする。 3 右片まひ者は,ネットに向かって左側に位置するように座るとプレーがしやす  い。 4 視覚障害者は,前衛の役割が難しいのでサーブ専門に後衛を受け持ってもらうと  よい。 5 風船が軽過ぎる場合は,中にフェルトを入れて重さを調節するとよい。 第12回レクレーション活動 問題番号 解答 問題33 3 問題34 3 問題35 4 問題36 5 12−33  特別養護老人ホームのレクリエーション活動に関する次の記述のうち,適  切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいも  のを一つ選びなさい。  A レクリエーション行事に参加することが困難な重度の要介護高齢者の場合,食   事の時に好きな柄のランチョンマットを敷いたり,入浴の時に好きな演歌を流し   て生活を楽しくするなどの工夫を行う。  B 月に1回の入所者の誕生会では,参加者同士の交流が大切なので,援助者が常   に参加者に役割を与えながら活動を進めていく。  C 音楽は好きだが,多くの人と接するのが苦手な人に対して,レクリエーション   の時間に部屋で一人で音楽を聴くように援助する。  D レクリエーション活動の継続は,参加者の身体的自立とともに精神的自立を促   すので,朝の体操とレクリエーション活動の時間には必ず参加するよう指導す   る。 (組み合わせ)  ABCD 1○○○× 2○○×○ 3○×○× 4○××○ 5×○○× 12−34  福祉現場における「遊び」のとらえ方として,最も適切なものを一つ選びな  さい。 1 遊びは個人の自由に属することだから,あえて取り上げる必要はない。 2 遊びは怠惰につながりやすく,消極的な姿勢を生み出しやすいので,慎重に指導  する必要がある。 3 遊びは生きる力の基礎になるものであるから,できるだけ積極的に支援する。 4 遊びの中には好ましいものとそうでないものとがあるから,前者のみを提供する  ように配慮する。 5 遊びの好きな人と嫌いな人がいるので,遊びの好きな人を中心に考えればよい。 12−35  車いすを使用する身体障害者と障害のない人とが車いすダンスを行う場合  についての次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,適切な  ものを一つ選びなさい。   車いすの機能をうまく使うということがまず要求される。車いすは前進,後進と  「A」ができる。またブレーキを使うことで,静止することもできる。上肢に  障害がある人の場合でも,障害のない人が車いすの左右のハンドグリップを握るこ  とにより「B」のと同じ効果が期待できるし,車いすを後方から押すこともで  きる。しかし,車いすは横方向へは移動できないし,「C」をすることも困難  である。車いすダンスでは,車いすの持つこうした短所を補うような動きをつくり  出していかなくてはならない。      A        B          C 1 キャスター上げ−−−拍手をする−−−−−段差越え 2 回 転−−−−−−−肩を組む−−−−−−リクライニング 3 自 走−−−−−−−ターンする−−−−−垂直飛び 4 回 転−−−−−−−手をつなぎ合う−−−素速い動き 5 キャスター上げ−−−走る−−−−−−−−縦移動 12−36  レクリエーション援助者の姿勢に関する次の記述のうち,適切なものに  ○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選  びなさい。  A その人に最もふさわしいと援助者が考えるレクリエーションのプログラムを与   えるように努めなくてはならない。  B レクリエーションは楽しい活動でなければ意味がないので,利用者の楽しみを   妨げないように,できる限り容易な活動を選ばなくてはならない。  C レクリエーション援助は,利用者のニーズに即したものであることが望まれる   ので,事前にヒアリングなどで,関心や興味を把握しておく必要がある。  D レクリエーション援助は,一人の指導者が展開するのではなく,利用者にかか   わるさまざまなスタッフが共同し,役割を分担することが望ましい。 (組み合わせ)  ABCD 1○○×× 2○×○× 3×○○× 4×○×○ 5××○○ 第13回レクレーション活動 問題番号 第13回 問題33 4 問題34 5 問題35 2 問題36 1 13−33  レクリエーション援助の質に関する次の記述のうち,適切なものを一つ選  びなさい。 1 要介護度の高い者が多い場合は,個別援助より集団活動のプログラムを多数用意  することが援助の質を高める。 2 要介護度の低い者と高い者が一緒にする集団的レクリエーション活動を中心にし  たプログラムの方が,援助の質を高めることになる。 3 要介護度に関係なく,活動的なレクリエーションのプログラムが用意されなけれ  ば,利用者への良質なケアをしているとはいえない。 4 要介護度に関係なく個別援助を重視し,集団活動のプログラムを少なくすること  は,必ずしもレクリエーション援助の質を低下させたことにはならない。 5 要介護度の低い者に対しては,なるべく個別化を重視し,静かにベッドに寝かせ  ておくことが,レクリエーション援助に求められることである。 13−34  福祉施設における介護福祉士としてのレクリエーション援助に関する次の  記述のうち,適切でないものを一つ選びなさい。 1 手工芸の時間に,作業療法士と相談し援助の方法などに工夫を加えたため,利用  者にとってはリハビリテーションを兼ねた楽しい時間となった。 2 元気のない高齢者にとって音楽は回想法の効果もあるので,本人の好みの童謡・  唱歌やラジオ歌謡をはじめ,ジャズ,シャンソン,ロックンロールなどの音楽を聞  かせる。 3 入所施設における行事では,利用者全員に参加を呼び掛けるが,出席は個人の自  由意志に任せたため,集団生活の中での個人の意志が尊重された。 4 レクリエーション活動での自立が実現不可能と思われる人にも支援することが,  レクリエーション援助の基本である。 5 ゲームには結果として勝者と敗者が生まれるが,敗者に対して罰ゲームをするこ  とは雰囲気を盛り上げるために欠かせない方法である。 13−35  福祉施設におけるレクリエーション計画に関する次の記述のうち,適切で  ないものを一つ選びなさい。 1 年度ごとの予算策定には,レクリエーションのための設備や用具などの整備を含  める。 2 レクリエーションは,他の行事と無関係に計画されるべきである。 3 レクリエーション計画は,施設職員によって立案されるが,必要に応じて施設外  の指導者・講師などからの専門的な意見を取り入れる。 4 中長期的視野で,趣味を楽しむクラブなどの集団をいかにして育成していくかを  計画していく必要がある。 5 個別援助としてのレクリエーション計画は,利用者一人一人の自立性を高めるた  めに重要である。 13−36  特別養護老人ホーム利用者へのレクリエーション援助活動に関する次の記  述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせと  して正しいものを一つ選びなさい。  A 音楽ボランティアグループが毎月1回来所し,利用者のリクエストにこたえな   がら「歌いましょうの会」を行っている。歌った後で,その曲にまつわる思い出   話をしあう時間を持つようにしている。  B 地域の婦人会や子ども会が月1回来所し,利用者と一緒に昔の暮らしぶりや楽   しみなどを語り合いながら,相互に交流している。施設のレクリエーションワー   カーは,プログラム展開において,毎回イニシアチブを取ることに専念してい   る。  C 高等学校のボランティアサークルが春と秋に来所し,利用者との交流会を行っ   ている。その際に,利用者が小さい頃使っていた教科書などが,良い交流媒体と   なっている。  D ボランティアが定例的に訪れ,利用者とともに施設周辺の散歩や園芸などを楽   しんでいる。ボランティアは,そうしたプログラムが可能な限り楽しい時間とな   るよう,自主的にコミュニケーション技術などを学んでいる。 (組み合わせ)  ABCD 1○×○○ 2○××○ 3○××× 4×○○× 5×○×○ 第14回レクレーション活動 問題番号 解答 問題35 3 問題36 5 問題37 3 問題38 2 問題39 5 問題40 1 14−35  老人保健施設でのレクリエーション援助に関する次の記述のうち,最も適  切なものを一つ選びなさい。 1 Aさんは,最近難聴がすすんだため,好きだった音楽会などへの参加からリハビ  リテーションを目的とした身体活動への参加に変更させた。 2 左片麻痺のBさんは,発症前は書道が趣味だったが,現在は書くことに消極的に  なっているので,施設内行事のポスターをあえて書いてもらうよう指示している。 3 痴呆症状のあるCさんは,毎日1時間程度のビデオ鑑賞を楽しみにしているので,  毎回忘れることのないよう声かけをして,参加を援助している。 4 Dさんは,98歳という高齢にもかかわらず元気にみえるので,ほとんどの施設  行事に参加するよう指導している。 5 うつ傾向にあるEさんは,ベッドに横たわっていることが多いので,積極的に集  団的レクリエーションへの参加を促している。 14−36  施設における集団的レクリエーションに関する次の記述のうち,適切なも  のに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一  つ選びなさい。  A 活発な集団的レクリエーション活動を取り入れることは,要介護度の高低に関   係なく利用者の余暇活動を充実させることになるので,全員参加を目指すのがよ   い。  B レクリエーション活動の個別化は重要であるが,クラブ活動のような小集団に   よるレクリエーション活動の援助も利用者の活性化に効果が期待できる。  C 集団的レクリエーション活動は,徘徊する利用者に社会性を回復させるという   効果があるので,徘徊をやめさせて参加させる。  D 要介護度の高い利用者で集団的レクリエーション活動が困難な場合には,レク   リエーション活動の個別化が重要である。 (組み合わせ)  ABCD 1○○○× 2○×○× 3○××○ 4×○○× 5×○×○ 14−37  介護における「レクリエーション援助」の考え方に関する次の記述のうち,  適切でないものを一つ選びなさい。 1 歌や踊りなどの諸活動だけでなく,日常の生活環境を整備することも含めて,生  活のこころよさを提供することである。 2 利用者の心身の活性化と衣食住にかかわる生活の活性化のための活動として位置  付けられることが望ましい。 3 利用者の好みに応じた踊りやゲームにより生活の楽しさを提供することが最も重  要な要素となる。 4 全ての人の参加を保障するものであり,たとえ寝たきりの重複障害児(者)にもレ  クリエーション援助を受ける権利がある。 5 経済的保障を基盤として,一人一人が安心で平和な生活を体験し,人とのふれあ  いによる喜びを期待することができる。 14−38〜40 事例問題 次の事例を読んで,問題38から問題40までについて答えなさい。 〔事 例〕  某市にある特別養護老人ホームでは,様々なレクリエーション活動が盛んに行われ ている。そこに入所しているAさん(75歳)は,書道や音楽が好きである。入所当時 に比べ,最近痴呆症状がひどくなり,食事をしたことを忘れたり,同室の人や尋ねて きた家族を嘘つき呼ばわりするなど,他者との交流が難しくなってきた。  同じ入所者で,痴呆症状のあるBさん(78歳)は,介護者が否定したり注意すると 余計に興奮してイライラし,徘徊したり,物を乱暴に扱ったりすることもある。 14−38  AさんやBさんのような痴呆性高齢者に対するレクリエーション活動に関  する次の記述のうち,最も適切なものを一つ選びなさい。 1 痴呆性高齢者に対するレクリエーション活動では,多くの人との交流を通して,  現状認識ができるよう働きかけることが大切である。 2 痴呆性高齢者には昔の音楽を聴かせて,過去を思い出してもらえるようにするこ  とも,レクリエーション活動の援助として有用である。 3 集団でできる活発で楽しいゲームや歌などは,たとえ痴呆があっても参加出来る  ので,このようなレクリエーション活動に毎日参加させる。 4 痴呆症状が進行すると,個別でのレクリエーション活動ができなくなるので,集  団的レクリエーション活動に切替え,積極的に参加を促す。 5 痴呆性高齢者には幼児語で声かけするように心がけ,心を落ち着かせてから,楽  しい遊戯的なレクリエーション活動を提供することが効果的である。 14−39  Aさんへのレクリエーション活動の援助に関する次の記述のうち,最も適  切なものを一つ選びなさい。 1 Aさんが書道のクラブ活動を希望しても,痴呆状態の改善には集団活動が効果的  なので,多人数による別のクラブ活動を勧める。 2 Aさんは音楽が好きなので,レクリエーション活動として最近流行している歌を  積極的に指導し,レパートリーを広げるようにしている。 3 多人数のレクリエーション活動に参加することは人との交流を深めることができ  るので,痴呆症状が進んだAさんには効果的である。 4 人を嘘つき呼ばわりしたりするので,他の利用者から遠ざけて,当分レクリエー  ション活動を控えるようにする。 5 Aさんは集団的な活動が難しいので,安心して活動できるよう個別のレクリエー  ション活動を実施することについて検討する。 14−40  レクリエーション活動中,徘徊しているBさんに対する援助に関する次の  記述のうち,適切でないものを一つ選びなさい。 1 自由に歩かせることはBさんのレクリエーション活動にならないので,常に監視  や介入をしなければならない。 2 一緒に歩いて安心させることは,効果的なレクリエーション活動の援助である。 3 徘徊を少し離れたところから危険な状態にならないように見守りながら,不安を  取り除くために,プライドを尊重した言葉かけもレクリエーション援助である。 4 Bさんの好きな静かな音楽を流して落ち着かせる効果を期待することも,レクリ  エーション援助である。 5 Bさんには集団レクリエーション活動を時には控え,個別に対応する。 第15回レクレーション活動 問題番号 解答 問題35 3 問題36 2 問題37 1 問題38 2 問題39 3 問題40 3 15−35  介護の現場における「レクリエーションの考え方」に関する次の記述のうち,  最も適切なものを一つ選びなさい。 1 あくまでも集団活動が基本であるから,施設における行事やクラブ活動では,利  用者全員が参加できるものを考えることが大切である。 2 ゲームや踊りなどのほか,手遊び歌や風船バレーなどがあり,それらは施設入所  者にとって絶対と言っていいほど大切である。 3 楽しいことであり,参加者の心身と生活の活性化のための活動となるので大切で  ある。 4 余暇に行われる活動であるから,利用者の好みというよりは,労働によって失わ  れたものを回復する「余暇の善用」として位置付けることが大切である。 5 身休の不自由な人には無理なので,そういう人にはリハビリテーションを行うこ  とが大切である。 15−36  福祉施設におけるレクリエーション活動の主体に関する次の記述のうち,  最も適切なものを一つ選びなさい。 1 主体は個人であるが,施設という集団生活の場では,個人よりも集団を主体と考  える。 2 主体は施設利用者であり,利用者一人一人がレクリエーションを受け入れたり,  評価したりすることが大切である。 3 レクリエーション活動を提供する施設が主体であるから,利用者の好みに応じた  レクリエーションを提供しなければならない。 4 レクリエーションの楽しみや喜びを共有することができる仲間がいることが大切  となることから,主体は集団である。 5 主体は時と場合によって変化するため,利用者が主体になることもあれぱ,介護  福祉士や施設長が主体になることもある。 15−37  次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,そ  の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。  A レクリエーション活動は,スポーツをすることも一つであり,リハビリテーシ   ョンの目的を遂行するために利用できることもある。  B レクリエーションは,楽しいという感情をベースに,身体的・精神的・社会的   なコンディショニングを図ることを内包しており,リハビリテーションの分野で   も利用できる。  C リハビリテーションは,その利用者の生活の質(QOL)の改善や向上を目的と   しており,運動療法などの場面でレクリエーション活動が関係することもある。  D レクリエーション活動は,利用者の個別化が重要であり,リハビリテーション   の目指す方向と一致する。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○ ○ ○ ○ 2 ○ ○ × ○ 3 ○ × × × 4 × × ○ × 5 × × × ○ 15−38〜40 事例問題 次の事例を読んで,問題38から問題40までについて答えなさい。 〔事例〕  某市障害者保健福祉センターでは,機能訓練と並んで様々なレクリエーション活動 が行われている。主婦であったAさん(55歳・女性)は,脳血管障害による右片麻痺 (右利き)である。コミュニケーションに問題はないが,発声機能がやや低下している。 通所をはじめたころは,病気によるショックからうつ状態がひどく,集団活動には参 加出来ない状態であったが,6か月経過した今は,障害を徐々に受け入れ,うつ状態 もやや軽減してきたので,他者に対しても少し注意が向けられるようになってきた。 15−38  右片麻痺のAさんに対するレクリエーション活動に関する次の記述のうち,  最も適切なものを一つ選びなさい。 1 Aさんのレクリエーション活動場面では,患側の右上下肢は無視して,健側の左  上下肢のみを使うよう促す。 2 Aさんは,発声機能が低下しているので,歌を歌うなどの声を出す活動が有効で  ある。 3 うつ状態の軽減しつつあるAさんには,他者とのふれあいを目的とした40人く  らいの集団活動が効果的である。 4 右利きであったAさんのレクリエーション活動は,利き手交換をしなければなら  ないので,常に左手での活動を促し励ます。 5 主婦であったAさんへのレクリエーション活動の種目としては,料理が最も適切  である。 15−39  Aさんへのレクリエーション活動の援助に関する次の記述のうち,適切で  ないものを一つ選びなさい。 1 Aさんがコーラス活動を希望したので,参加を援助した。 2 左手を使う書道活動を,同じ右片麻痺の障害をもつ3人でのグループ活動として  提案した。 3 レクリエーション活動として,フラワーパークへの大型バス旅行を企画したので,  参加を促した。 4 関節可動域保持のためのストレッチ体操の時間を自由参加のかたちで設定したの  で,参加をすすめてみた。 5 レクリエーション活動中は,車いすに乗ったままではなく,在宅でAさんが過ご  している条件と同じように,普通のいすに移乗して行うことを提案した。 15−40  障害者保健福祉センター内だけでなく,Aさんの地域・在宅でのレクリエ  ーション活動援助に関する次の記述のうち,最も適切なものを一つ選びなさい。 1 在宅では,家族参加型のレクリエーションというよりも,Aさんが一人で楽しめ  るレクリエーションを提供する。 2 地域のレクリエーション活動には,Aさんが参加することは難しいので控えた方  がいいと説明する。 3 障害者保健福祉センターが主催する文化祭などのレクリエーション活動に,Aさ  んとともに家族を招待し交流をはかる。 4 障害者同士でサークルを作った方が,偏見もなくお互い理解しやすいので,レク  リエーション活動でもそうするよう,Aさんを指導する。 5 地域で行われる盆踊りや夏祭りなどのレクリエーション活動に,積極的に参加す  るようAさんを激励する。 第16回レクレーション活動 問題番号 解答 問題35 2 問題36 1 問題37 5 問題38 4 問題39 3 問題40 4 16−35  介護の場におけるレクリエーションに関する次の記述のうち,最も適切な  ものを一つ選びなさい。  1 利用者の好みより,むしろ,援助者の演出力を重視することが大切である。  2 利用者の心身及び生活の活性化のための活動として位置づけられることが望ま   しい。  3 人とのふれあいにより喜びを感じることが多いので,個別的対応よりも,集団   的対応がより重要である。  4 体を動かさなくてはならないので,すべての人の参加を保障することができな   い。  5 生活の快さを提供するものなので,踊りやゲームなどの動きのあるものは,除   外されなければならない。 16−36  痴呆性高齢者を対象とするレクリエーション活動に関する次の記述のうち,  適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しい  ものを一つ選びなさい。  A 歌唱活動では,歌う活動と同様に,歌についての参加者同士の会話も大切であ   る。  B 折り紙活動のとき,折り紙を食べてしまおうとする参加者に対しては,折り紙   以外のレクリエーション活動も考える。  C 体操プログラムで,居眠りをしている参加者を見たら,すぐに起こして,活動   に誘導する。  D ボールを用いた的当てゲームにおいて,進行役の援助者は,活動を拒否する参   加者にはかまわずに,次の参加者へボールを渡す。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○ ○ × × 2 ○ × × ○ 3 ○ × × × 4 × ○ ○ × 5 × × ○ ○ 16−37  レクリエーション活動の援助計画に関する次の記述のうち,適切なものに  ○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選  びなさい。  A 特別養護老人ホームにおいては,利用者の希望よりも,施設が要介護度別に作   成したプログラムを実施することが重要である。  B 通所介護においては,治療やリハビリテーションが主となるため,レクリエー   ション活動は,治療的なスポーツやゲームを計画しなければならない。  C 在宅での援助計画においては,利用者の生活環境も考慮し,家族などと連携し   ながら,日常生活の活性化に向けて援助することが望ましい。  D 心身に障害のある高齢者に対しては,その人の状況を把握し,心身の活性化を   意図したコミュニケーションをとることから始めるような計画を立てるとよい。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○ ○ × × 2 ○ × ○ × 3 × ○ ○ × 4 × ○ × ○ 5 × × ○ ○ 16−38〜40 事例問題 (レクリエーション活動援助法・事例問題)  次の事例を読んで,問題38から問題40までについて答えなさい。 〔事 例〕  10年前,アルツハイマー型痴呆症と診断されたAさん(89歳,女性)は,痴呆性高 齢者を対象とするデイサービスセンターに通い始めて1年になる。華道教授であった Aさんは,身だしなみや行動はそれなりに保たれている。言語的コミュニケーション 能力は,「ええ」,「ダメ」,「いやだ」などの簡単な応答ができるくらいで,施設内での 活動においては,単純な指示についての理解に限られている。しかし,歌が好きで, 特に女学校時代に歌った歌を好み,歌詞を覚えており,よく口ずさんでいる。一方, 突然怒りだして,部屋から退出してしまうことがある。 16−38  Aさんへのレクリエーション担当援助者の接し方に関する次の記述のうち,  適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合に,その組み合わせとして正しい  ものを一つ選びなさい。  A 身振り手振りで働きかけ、言語的な働きかけはしないようにする。  B レクリエーションルールを説明する場合は、実演して行う。  C レクリエーション活動中に,Aさんが内容を理解できていない様子が見られた   ので,利用者全体への確認の意味を含め,もう一度説明を行う。  D 利用者とのミーティングにおいて,Aさんは言葉によるコミュニケーションが   むずかしいと,他のメンバーに紹介する。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ ○ ○ × 2 ○ ○ × ○ 3 ○ × × ○ 4 × ○ ○ × 5 × × ○ ○ 16−39  Aさんへのレクリエーション担当援助者の接し方に関する次の記述のうち,  適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しい  ものを一つ選びなさい。  A 不潔な利用者が隣に座ると不機嫌になったAさんに,我慢するように説得した。  B 激しい動きのゲームは苦手で参加しようとしないAさんに,「見ていてもいい   ですよ」と声をかけて,ゲームを進行させた。  C 華道教授であったAさんの回想を促すために,花を取り上げて話題とするよう   に心がけた。  D 歌体操では,Aさんはしばしば動作を間違えるので,Aさんのところへ行き,   手をとって正しく動かすように指示した。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○ ○ × × 2 ○ × ○ × 3 × ○ ○ × 4 × ○ × ○ 5 × × ○ ○ 16−40  ボールによる的当てゲームのとき,急に怒りだしてボールを床へたたきつ  け,デイルームから退出してしまったAさんへのレクリエーション担当援助者の接  し方に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,  その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。  A 活動を中断し,Aさんを追いかけ,連れ戻して,ゲームに参加させた。  B 補助してくれている援助者に,退出していくAさんの後ろから見守ってくれる   よう指示した。  C 数分後何事もなかったかのようにデイルームに戻ってきたAさんに,怒った理   由を問いただした。  D 戻ってきたAさんに,退室せずに見学しているように指示した。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○ ○ ○ × 2 ○ ○ × ○ 3 ○ × ○ ○ 4 × ○ × × 5 × × ○ ○ 第17回レクレーション活動 問題番号 解答 問題35 4 問題36 5 問題37 4 問題38 4 問題39 2 問題40 5 17−35  セラピューティックレクリエーションに関する次の記述のうち,適切なも  のの組み合わせを一つ選びなさい。  A セラピューティックレクリエーションには三つのカテゴリーがある。プログラ   ムを作成する際,そのうちの二つ以上に重点を置く。  B 「フロー」を導くには,利用者の能力や技量とレクリエーション活動の難易度や   挑戦レベルとが釣り合うように援助内容を計画する。  C 援助者のかかわりが利用者の主体性より大きくなるように意識して援助する。  D レクリエーション活動を通じて,利用者が自分の生活の質を高められるように   援助する。 (組み合わせ) 1 A B 2 A C 3 B C 4 B D 5 C D 17−36  「ゲートボールクラブ」の高齢者の中で,活動に参加しなくなった人たちが  いる。その人たちへの援助に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でない  ものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。  A ゲートボールを生きがいとしてきたGさんは,先日ゲートボールの勝負の判定   をめぐって仲間と大喧嘩して以来,参加しなくなった。勝負にこだわるGさんに   対して,勝ち負けのない別のレクリエーション活動を勧めた。  B Kさんは,強い腰痛となり,ゲートボールに参加しなくなった。腰痛の治療に   はゲートボールが有効と考えて,引き続き参加するように勧めた。  C Hさんは,家族に要介護者ができたため,介護に時間を取られ,参加できなく   なった。ホームヘルプサービス等を利用しながら,自分の時間を作り,再び参加   するように勧めた。  D Sさんは,いつも地域のボランティアの人と一緒に参加していたが,そのボラ   ンティアの都合がつかなくなり,参加しなくなった。そこで,そのボランティア   の協力が得られる時間でできる別のレクリエーション活動に参加させた。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○ ○ × ○ 2 ○ × × ○ 3 × ○ ○ × 4 × ○ × ○ 5 × × ○ × 17−37  特別養護老人ホームにおけるレクリエーションに関する次の記述のうち,  適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しい  ものを一つ選びなさい。  A 介護職員は,利用者の生活に最も近い援助者として,他の専門職よりも率先し   てかかわり,常に指導的立場で援助していく。  B 計画を立てる際には,利用者の意見を聞くとともに,専門職間の連携を図る。  C レクリエーション活動は,施設の年間行事として行えば十分である。  D 援助者は,気持ちよい空間や,生活の中での心地よさを考えて,側面的に援助   していく。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○ ○ ○ × 2 ○ ○ × × 3 ○ × ○ ○ 4 × ○ × ○ 5 × × × ○ 17−38〜40 事例問題 (レクリエーション活動援助法・事例問題) 次の事例を読んで,問題38から問題40までについて答えなさい。  〔事例〕  P町にある痴呆性高齢者を対象とするデイサービスセンターでは,活動プログラム の一つとしてレクリエーション活動を行っている。利用者の一人である元大工のMさ ん(79歳・男性)は,日常生活動作は何とか保たれている。言語的コミュニケーション 能力は,問いかけに「うん」「いや」などと応答するくらいで,ほとんど会話はない。心 身の活動性の低下が見られる。オセロゲーム用品の製作など手工芸活動を好む。一方, こだわりが強く,気分にむらがあり,活動への参加を勧めても「いや」と言い始めると, テコでも動かないことがある。 17−38  心身の活動性の低下が見られるMさんに対するレクリエーション担当者の  対応に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,  その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。  A 活動中居眠りをしたときは,即座に起こし,続きをするよう促す。  B レクリエーションの種目は,担当者があらかじめ吟味して準備した二つの中か   らやりたいものを一つ選んでもらう。  C 活動性を高める目的で,動きの激しい種目を用意する。  D 個別的な活動ではなく,刺激の多い集団的な活動を提供する。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○ ○ ○ × 2 ○ ○ × × 3 ○ × × ○ 4 × ○ × × 5 × × ○ ○ 17−39  手工芸活動におけるレクリエーション担当者のMさんへの対応に関する次  の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わ  せとして正しいものを一つ選びなさい。  A レクリエーションの活動内容について説明する場合,実演して行う。  B 活動の手順の説明は,一工程ずつ分けて行う。  C Mさんは大工だったので,手工芸活動のリーダーに指名する。  D Mさんへの働きかけは,身振り手振りでは行わず,言語的な働きかけのみで行   う。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○ ○ ○ × 2 ○ ○ × × 3 ○ × × ○ 4 × ○ ○ × 5 × × ○ ○ 17−40  オセロゲーム用品を作るグループ活動のとき,Mさんが,「いや」と言った。  このときのレクリエーション担当者の対応に関する次の記述のうち,適切なものに  ○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選  びなさい。  A この活動はMさんが得意なのだからと励まし,活動への参加を指示する。  B Mさんをそのままにしておいて,他のメンバーと活動を開始する。  C Mさんにも同じように材料を配って,見守りながら,他のメンバーと活動を開   始する。  D Mさんが活動をしない理由を答えるまでは,グループ活動を開始しない。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○ ○ × ○ 2 ○ × ○ × 3 × ○ × × 4 × × ○ ○ 5 × × ○ × 第18回レクレーション活動 問題番号 第18回 問題35 2 問題36 1 問題37 5 問題38 5 問題39 1 問題40 3 18回35 問題35 グループによるレクルエーション活動援助に関する次の記述のうち,適 切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいも のを一つ選びなさい。  Aグループの目標を達成するために、心身の状態に合わせたグループをくむことも必 要である。 Bメンバーの個別性を考慮せず、グループ全体の成長を促すことを重視する。 Cメンバー同士二人で将棋を指すことも、レクリエーション活動の一つとして意味が ある。 Dレクリエーション活動において援助者から賞賛されることは、メンバーのおおきな 自信となる。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○○○○ 2 ○×○○ 3 ○××○ 4 ×○×○ 5 ××○× 解答 2 A○グループとしてレクリエーションに取り組むときは、メンバーの心身の状態に合 わせて人選をするのは必要なことです。 B×レクリエーションの基本はあくまでも個別性を重視しながらグループ全体の成長 を促す・・ですね。 C○そうですね。これだって立派なレクリエーション活動 D○自分にこのことを置き換えてみても、賞賛されれば、嬉しいもんだぁ〜 18回36 問題36 レクリエーションの活動分析に関する次の記述のうち,適切なものに○, 適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びな さい。 Aレクリエーション活動の治療的意味合いが確認できる。 Bレクリエーション活動援助プロセスであるA-PIE(APIEともいう)の前におこなう。 C一つ一つの活動を身体的、知的、社会的、情緒的という4つの側面から分析する。 D情緒的側面の分析では、否定的な感情より肯定的な感情の方を重視する。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○○○× 2 ○○×○ 3 ○××○ 4 ×○○× 5 ××○○ 解答 1 A○レクリエーションをすることで治療的価値を高めることができる場合があります B○レクリエーション活動援助プロセスであるA-PIEプロセスとは、1:レクリエーシ ョンのためのアセスメント2:レクリエーションの援助計画3:レクリエーションの 実践4:実践の評価のことをいいます。したがって正しい C○その通り覚えましょう D×情緒的側面の分析では、否定的感情も、肯定的な感情の分析のどちらも必要です 18回37 問題37 個別性に応じたレクリエーション活動援助に関する次の記述のうち,適切 なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを 一つ選びなさい。 Aパチンコが好きなAさんに対して、パチンコはギャンブル性が高いので控えるよう助 言した。 B脊髄損傷により車いすで生活しているBさんが、宿泊旅行を計画していることに足し て、交通機関やボランティアの確保に限界があるため日帰り旅行に変更するよう助言 した。 C脊髄性進行性筋萎縮症のCさんが、仲間と音楽演奏にチャレンジしたいと希望したこ とに対して、手指の動作が困難なので小さめの打楽器に限定して、学期を選定させた。 D言葉をうまくしゃべることができないが、音楽鑑賞の好きなDさんに対して、発声のリ ハビリを兼ねて歌唱活動するよう助言した。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○○×× 2 ○××○ 3 ×○○× 4 ××○○ 5 ×××○ 解答 5 A×レクリエーションに善悪とか意義または有意義をいう援助者の個人的観念をおし つけるのではなく、利用者の生き甲斐等にも考慮した援助活動が望ましい B×まずは利用者の希望を十分に聞いて、どこまで実現可能なのかお互いに確認しあ うことが大事です。 C×まずは本人の希望を尊重することから始めなきゃ。援助者の判断が先ではいけま せん D○本人にリハを兼ねてできるケアです。適切ではないでしょうか 事例問題 次の事例を読んで、問題38から問題40までについて答えなさい。 (事例) 1年前の脳血管障害による右上下肢機能障害のあるYさん(56歳・男性)は、以 前入院していたリハ病院の訓練で、編み物(アクリル系タワシ)を習ったことがある。 9ヶ月ほど前に身体障害者更正施設に入所し、現在、発症前の職場への復帰を目指し ていろいろな訓練を行い、また書道クラブと華道クラブにも参加している。Yさんの つくるタワシが好評になり、タワシを希望する人につくってあげている。このような Yさんに対する個別レクリエーション活動援助が課題となっている。 発症前の趣味はパチンコとカラオケバー通いであったが、今、Yさんは書や生け花、 そして編み物が趣味であると言い、中でも編み物には肩こりにもめげず、熱中してい る。 現在、街への外出訓練も終了し、Yさんへの各種の訓練は、退所に向けて最終段階を 迎えている。 18回38 問題38 次の記述のうち、今後Yさんへの個別レクリエーション活動援助を導入する 理由として、適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとし て正しいものを一つ選びなさい。 A現在の趣味の他に、屋外で行う趣味にも身につける必要があるため。 B職場復帰の際、書道部や華道部へ入部する必要があるため。 C書道や華道などに興味があり、新たに茶道も取得する必要があるため。 D編み物などの趣味を生かして、退所後の地域での過ごし方を充実する必要があるため。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○○○× 2 ○××○ 3 ×○×○ 4 ××○× 5 ×××○ 解答 5 A×難しい問題かと思いました。個別レクリエーションの必要性を突き詰めて考えれ ば他の趣味を身につけるというのは狭い目的のように思えます。 B×同上 C×同上 D○退所後にどのような生き甲斐をもって生活していけるか・・というのが大きな個 別レクリエーション活動の目標ではないでしょうか 18回39 問題390 次の文章の空欄ABCに該当する語句の組み合わせとして、最も適切なも のを一つ選びなさい。 Yさんの発症前の趣味は(A)活動と言えるが、現在は(B)要素が多く含まれてい る活動に興味を持っている。Yさんに対する個別レクリエーション活動援助として 編み物を選択した場合、次の作品を(C)にすることが望ましい。   A B C 1娯楽型→創造的→マフラー 2娯楽型→意図的→手袋 3社交型→創造的→マフラー 4社交型→創造的→手袋 5社交型→意図的→マフラー 解答 1 1○発症前の趣味は、パチンコ、カラオケですから娯楽性・・現在は書とか華道を やっていることから創造的・・・編み物を選択だから・・手袋よりは取り組みやす いマフラー 2× 3× 4× 5× 18回40 問題40 Yさんに対するレクリエーション活動援助者の接し方に関する次の記述 のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。 A Yさんと街の書店まで同行し、援助者が選んだ編み物の本を購入させる。 B 編み物についての質問内容によっては、街の手芸店に尋ねることもできるとYさ んに伝える。 C 編み物による肩こりを訴えているYさんに、作業療法士などの専門家に相談する よう助言する。 D Yさんにとって最後の機会となる施設祭りに、Yさんに相談せずに作品出展を申 し込む。 (組み合わせ) 1 AB 2 AC 3 BC 4 BD 5 CD 解答 3 A×書店まで同行するのはいいにしても、選ぶのはあくまで利用者が・・援助の好み で決めちゃ駄目ですよねェ〜 B○はい・・そういう、情報ならYさんも喜ぶでしょう C○そうですよね・・いい助言です D×援助にあたっての原則ですが、Yさんの意思確認が一番大事です