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例題3

田中 真紀子さん(98歳、女性)は、現在、寝間着を着て、ベッドに臥床していま す。服に更衣をして、車椅子に乗ってもらい、デイルームまで誘導してください。 田中さんは麻痺はありませんが全介助です。車椅子の操作もできず、デイルーム に行く間には、段差があります。  
  模範解答  1、挨拶をする。  2、下衣の更衣。      →残存機能の活用      ・腰上げ、足を上げるなど、全介助であってもできる範囲のことはやって貰う。      →介助者の立ち位置       全介助なので、ベッドのどちら側に立ってもよいが、この後、車椅子に乗っても       らい、移動するので、それを見越した方向からやるのが望ましい。  3、起き上がり、車椅子へ移行。      →残存機能の活用      ・できる範囲のことはやってもらい、できないところを介助する。      →安全、安楽      ・起立性低血圧などが起きる場合があるので、起き上がったときは、必ず具合の悪いと       ころはないか確認すること。  4、上衣の更衣。      →残存機能の活用      ・袖を通す、頭を通すなど動作分割で、できるところをやってもらい、できないところを       介助する。  5、着座姿勢を確認し、崩れているようなら直す。      →残存機能の活用      ・全介助でも、少しは動かせるかどうか、声かけし、無理だったら「お手伝いしますね」と      ・足をフットレストにのせる。(健側は自力で、患側は介助。)      ・介助者は後ろに回り、対象者の腋下から両手をいれ、対象者の肘に近い前腕       をつかむ。      ・健側の足で車椅子のフットレストを蹴ってもらいながら、介助者は腕を持ち       上げる。  6、車椅子を操作する。      →安全、安楽      ・動く、止まるなどその都度、声掛けを行う。      ・段差の前で一旦停まり、段差があり、段差を越えるときに車椅子の前側があがることを、対       象者の前に出て言う。  7、挨拶をして終了する。
 
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