5.サケバイの人々

自分の家のそばに某水産加工会社の寮があるんだけど、今の時期 その寮の前には単車がいっぱい
止めてある。サケバイの人々の単車だ。

ここで、自分の住んでる標津町の説明をしておく。この町は鮭の漁獲高日本一の町で、
秋鮭漁の今の時期、水産加工場は、猫の手も借りたいような状況になる。

そこで、ライダーなどの、旅の人々をバイトに雇うのだ。だいたい9月、10月の2ヶ月ぐらい
の、短期間のバイトだ。これを「サケバイ」と言う。

サケバイを雇う加工場は結構あって、標津の他 この辺の地域で、サケバイの人々の数は
かなりなものになるのではないだろうか。
今でも、標津漁組の加工場では「ライダー募集」の看板を道ばたに立てている。
この時期に、この地でバイトする彼ら(彼女ら)には、きっと、様々な人生、人生観が
有るのだろうと、思う・・・・。
そういえば、オーストラリアから来たなんて人もいたなあ・・。
画家の卵なんて人もいたりするらしい・・。

加工場で働く彼らの姿を見かけるとき、そんな彼らの 生き様のような物にまで 思いが
及んでしまう自分なのだ。

サケバイをしたことのある人が居たら、話しを聞かせてくれないだろうか・・。

・・・・・つづく・・・・・・・・ かもしれない・・・。


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