7.内地の人

「内地」って、太平洋戦争のころ、満州や南方の島に居る、いわゆる「外地」の人が
日本本土のことをそう呼んでいたんじゃなかったかな。

戦争が終わって、もう50年以上たっている現在でも
北海道では、この「内地」という言葉、通じます。
こちらでは、道外(おもに本州を指すみたい・・・。)を「内地」と呼び、
道外の人(おもに本州の人。)を「内地の人」と、呼びます。

道外の人で北海道に来られたことのある人は、「内地の人」って呼ばれたことがありませんか?
この言葉は若い人でも知っているし使います(たぶん・・・・・)。
北海道の場合は、「内地」からの入植による開拓の歴史があるので、いまだに「内地」
と言う言葉が残っているのではないかと思われます。

ここで、北海道の歴史を語るとき、忘れてならないのは、原住の民のアイヌの人々のことですが、
難しい問題でもあるので、ここでは触れずにおきます。

過去の歴史はともかく、今も「内地」という言葉を使う北海道人は、
北海道のことを、日本の「外地」と言うよりも、むしろ、特別な、たとえば、「自慢の地」
として、「内地」と 区別しているという一面も、あるのではないでしょうか。

などと考えるのは、いつものように自分だけかな・・・。


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