6月議会報告
6月17日から開会し、26日に終了した釧路市議会6月定例会。本会議や委員会で、私が取り上げた質問をお知らせします。
(詳細は釧路市議会のホームページをご覧ください。また、私の一般質問は動画でも見れます。1 2

 地域活性化・経済危機対策交付金(8億8,100万円)を市民のくらしを支援する事業を提案しました。美原市営住宅の給水管の修理などにも活用されます。また、中小業者の方々に仕事がまわります。
 土地開発公社の経営健全化対策に向けて、利率を下げる努力を求めました。
平成21年度、金融機関に払う利子は4,800万円にのぼります。他の自治体では0.88%の利率。しかし、釧路は2.8%、とても高いので、釧路市の努力を求めました
 釧路市が誘致した企業で「雇い止め」。働いている方々から相談を受けました。この企業に1億2,000万円助成している釧路市の認識と指導強化を求めました。
 要介護度の通知を「新」と「旧」の二つを併記して知らせることを求めました。札幌市や帯広市でも実施しているので、難しいことではありません。釧路市は「検討」することになりました。
「書店に文化あり、しかし、釧路には?」
 私は本を読むのが好きで、興味ある本を市内の大型書店に買いにいきます。
 今回は蓮池薫さんの「半島へふたたび」(新潮社)を7月1日注文しましたが、納入は7月26日過ぎとのことでした。「まあ少し待てばくる」と思われるでしょうが、少々、違います。書店は「売り屋」だけではありませんので、「売れ筋の本」「購買者の関心をよぶ本」などをしっかり見定めてほしいものです。そうすると何冊かは置くものでしょう。
 以前も「カムイ伝講義」(田中優子)や「拉致」(蓮池透)を注文しましたが、出版社も在庫がなく、直ぐには対応できませんと言われました。しかし、前に注文した人の分だけはあるのです。要するに、売れ出したら在庫を置くという手法のようです。「運命の人」のように売れている本はすぐ在庫しています。ベストセラーとはいかなくても、「少々売れる、関心が高い」本を見通す仕組みになっていない。「売るだけ」で、市内唯一の「大型書店」とは言えないと思うのです。そこに「文化の香り」も感じられない。考えてほしいものです。

*ちなみに、「カムイ伝講義」は、今は、しっかり「平積み」になっています。
 「カムイ外伝」の映画が始まります。また、漫画も売れ出していると聞きます。そうすると、「カムイ伝講義」にも関心が高まると思います。また、「半島へふたたび」は発売たちまち増刷です。多くの方に読まれると思います。