1.くらしを守る「ルールある経済社会」をつくります!
〜私たち、日本共産党の「改革」提案です。
 解散総選挙が近づく中、私たち日本共産党と「二大政党」との違いは「ここに」あります。それは、大企業も、「能力」に応じて税金を納めることです。この5年間、大企業の経常利器は2倍、役員給与なども2倍。その一方で働く人の給与は下がりぱなし。
 大企業のみなさんに「税金」をしっかり払っていただきます。民主党は「埋蔵金」や特別会計にメスを入れて「財源確保」すると言います。もちろん、それは必要ですが、根本的なところにメスをいれません。法人税率は20年前より10%も負担を軽減しています。その大企業に対して、「利益」を上げていれば税金を納めてもらう。高額所得者にも同様です。「利益があれば納税を!」です。そういうルールです。
 大銀行の申告所得は約3兆円。しかし、各銀行の納税額の合計は1169億円です。負担率は4%です。国民は所得税や住民税など20%近くの税負担をしています。ちよっとおかしい?だから、きちんと負担してもらいましょう。いかがでしょうか?
2.9月議会報告 沢山あります
@ 釧路市の財政は、いまは「大丈夫」です
一つ目、一般会計は1億2,633万円の黒字です。
二つ目、連結赤字は基準内です。基準は16.3、釧路市は4.4です。
三つ目、実質公債費比率も基準内です。基準は25.0、釧路市は14.7です。
四つ目、将来の負担は少々心配ですが、いまは基準内です。基準は350.釧路市は224です。

◎ 私は、議員としてしっかりチェックします。
A 「福祉灯油」条例を制定し、いかなる事態にも備える
 冬場を迎えて、灯油高騰が心配です。ちよっと下がっても昨年の1.5倍の値段です。私は、どんな事態を迎えても、釧路市として備えをしっかりすべきと考えます。国の施策も大切です。しかし、市民を守るの釧路市の仕事です。そこで、今回も「福祉灯油」条例を提案しました。一部賛成を得ましたが、否決されました。しかし、負けません。これからも「提案」します。

B 小規模事業者のみなさんの仕事確保を!
 30万円以下の釧路市が発注する補修事業。小さな業者のみなさんにも仕事がまわるようにしたい。市の「元締め」の契約管財課にしっかり要望しました。事業者のみなさんも「存在」をアピールしてください。

C 「行財政改革」と言っても、何でも減らせばいいものではありません 
 図書館資料購入費が半減しています。これには、私もビックリです。
平成15年度 3,268万円→平成19年度 1,814万円
 市民が情報収集する場の図書館。また、ゆっくり読書を楽しむ場です。しかし、本を購入するお金は減らし続けています。教育長に「再考」を求めました。

D 学校図書もビックリです
「学力低下」が叫ばれています。基礎学力として「読書」は大切です。「朝の読書運動」と「環境」も必要です。
今回、調査して驚きました。
 
□□□□愛国小学校 児童一人当たり貸し出し数  2冊(1年間)
 
□□□□景雲中学校 生徒一人当たり貸し出し数 0.3冊(1年間)
どちらも「ワースト3」です。先生がたの「頑張り」だけでは解決しません。司書配置が必要でしょう。
12月議会で提案します。

E МOOのプールに軽減制度の導入
 一年に1回の水泳教室。市内の小学生、中学生はМOOを利用しています。しかし、利用料は200円で、鳥取温水プールは70円です。そこで、МOOでも70円にできないか?
 また、障がい者の軽減制度も検討できないか?
 答えは「イエス」です。来年度に向けて「検討する」と市長が答えました。

F 音別、阿寒の住民にとって「合併は良かったか?」
音別・阿寒の福祉・教育が後退しています。
一つ目は国保料の連続値上げです。
 
□□□□□□□□平成18年度 □□□平成19年度 □□平成20年度
 
□□□□阿寒地区 15万3千円 16万9千円19万2千円
 
□□□□音別地区 16万8千円18万9千円□ 19万8千円
 
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□(所得131万円の場合)

二つ目には「特定疾患患者通院等助成金制度」の縮小です。
阿寒・音別では「難病患者さん」への暖かい制度があります(釧路市にはない)。音別では「医療費と交通費」を助成していました。しかし、「交通費助成」だけになりました。阿寒では、対象人数が88人から39人に激減しました。

三つ目には、阿寒の図書館利用者の減少です。
阿寒の利用者が激減しています。平成17年度は12,137人の住民が利用していました。
しかし、平成19年度は10,365人です。これは、釧路市に合わせて、2キロ以内は図書館バスを走らせることを止めたので、幼稚園、小学校、中学校に行かなくなり、1000人の利用が減ったのです。釧路市と規模が違うのに、「画一的」に廃止する。これが、「合併」です。

四つ目は、「福祉灯油」制度です。
阿寒・音別は65歳以上が対象で、100リットル支給でした。しかし、釧路市に統一して、80歳以上、5,000円になりました。「後退」の最たるものです。

3.市長辞任、11月に市長選挙!
 伊東市長が10月6日付で辞任しました。総選挙に立候補するためです。そして、11月、市長選挙となります。これからの釧路市をどう「舵を取る」か?それが問われます。私たちも「候補擁立」を視野において、政策論争をしたいと思います。市民のみなさんに「選択」していただく、政策を提示していきます。
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