2007年1月23日
絶対に損をしないヤミ金の増殖!

サイト掲載: 2007年 1月 24日

 Eさんは、突然、「あんたが借りた金を払っていないので払え」との電話を受けた。
 自分が全く見に覚えのない会社の名前だった。
 しかし、自分の携帯にも、勤務先にも、再三電話がかかってくる。
 仕方なく、いわれたとおり「35,000円」を支払った。
 それから、10日毎に「35,000円」払えと言われて、仕方なく払っていた。
 しかし、いつまでたっても終わりだと言ってくれない。
 やむなく、弁護士に相談した。
 弁護士は、「アオキ」という電話の主に電話をした。
 アオキは、「去年の12月の28日か29日に1万円か1万5千円を貸した」という。
 貸した金が「1万円か」「1万5千円」ということ自体が不自然だ。
 そんなに沢山の金を何回も払ってもらっていないという。
 1万円しか貸していないのに、35,000円もの支払をさせることも異常だ。
 「アオキ」に名前と住所、免許証の番号を言うように要求した。
 「アオキ」は、「なんでそんなことをいわなきゃいかん」という。
 「あんた訴えるのに必要だ。アオキという名前だって本名かどうかわからないだろう」と言った。
 免許証の番号も住所も言わなかった。名前だけは言ったがそれも本名ではないことは明らかだ。

 一円の金を貸さないで「貸した」と称して、やみくみも電話をして金を払わせる。そして、自分は正しいと言い張る。
 このような人が人間が増えている。そして、気の弱い、人の良い、自分を守ることができない人が被害に遇う。

 どうすればいいのか。
 弱い人間が守られる。
 やさしい人がそのやさしさを美徳として生きて行ける。
 こんな日本は、もう夢の又夢ということなのだろうか。
 法律が関係のない世界が、どんどん広がる。
 日本は世界でも最も「きたならしい国」になるように思えてならない。
 「美しい日本」とはどういう日本のことなのだろうか。