SFCGによる異常な過剰融資が明らかに表面化

2006年 6月 5日

SFCGによる異常な過剰融資が明らかに表面化している。

これは、明らかにクレジットブラックとなっている自営業者に対して短期間に次々と融資をした事例として、次ぎのようなものがある。

Fさんは、父親が社長をしていた会社の専務として働いてたが、父の会社が平成13年に倒産。銀行借入れなどの保証人として約2000万円の保証債務があったというが、銀行以外のサラ金などに約300万円の債務があった。サラ金の債務について、平成14年に弁護士に依頼して債務整理をしてもらった。

 その借入れの経過は、次のようになっている。

1、平成14年6月 弁護士介入で債務整理(クレジットブラック)

2、平成15年8月29日  200万円  連帯保証人 T
 Fさんの父親がやっていた会社は、東光商事から金を借りていたが、倒産後、兄弟や知人が保証人となっていたことからその支払をしたという。その関係で、200万円が借りられたという。
 SFCGでは、SFCGから200万円を貸すから東光商事に返済するようにと言ったという。そのため、この借入れ分は、すべて東光商事に支払ったという。

3、平成15年9月5日   300万円  連帯保証人 弟

4、平成15年10月10日 100万円  連帯保証人 T

5、平成16年1月13日  100万円

6、平成16年2月18日  100万円  連帯保証人 妻

7、平成16年3月2日   200万円  連帯保証人 K   内、100万円は従前債務に返済

8、平成16年7月9日   100万円

9、平成17年1月11日  350万円  名義借り S工務店   連帯保証人  Fの弟の友達
 この借入れは、もう、Fさんに貸す枠が一杯なので、「誰か受け皿」ありませんか」という担当者との話で、Fさんの関係で仕事をしていたSさんに頼んで借りてもらったという。
 Fさんの話では、SさんがSFCGから借入れをする契約の場面で、Fさんも立ち会っていたし、借りたお金はすべて、FさんがSさんからもらってつかったと言っている。

10、平成17年1月31日 200万円  連帯保証人 H   内、100万円は従前債務に返済

11、平成17年9月27日 250万円  名義借り 有限会社E 連帯保証人はFの知人
 Fさんの話しでは、「新規」がほしいと言われて、Fさんが、仕事の関係でEさんからもらった手形を、SFCGで割り引いてもらったことがあったという。
 その関係で、Eさんから借りることにしたという。
 Eさんや、Fさんの話しでは、EさんとSFCGとの間の契約の場面では、Fさんも立ち会っており、その場で、SFCGから借りたお金をFさんが受け取ったという。

12、平成17年11月2日 350万円  連帯保証人 弟 妻
 手形割引分の不渡りのため(K名義で割引した分含む)
これは、融通手形で、SFCGで割り引いていたところ、不渡りとなったことから、お金を借りることにしたというものである。

13、平成17年11月18日 100万円  名義借り 有限会社E

14、平成17年12月27日 100万円 
 Fさんは、12月5日付けで支払うこととなっていた利息が支払えないと言ったところ、12月27日になって、SFCGの事務所に来るように連絡があったという。
 そのため、Fさんが、SFCGの事務所にいったところ、「100万円を貸してあげる」と言われたが、Fさんは、その時、沢山の書類に住所や名前を書いたが、1円のお金も受け取ってはいないという。
 12月27日に、Fさんは、SFCGの事務所に行ったが、そのときもらった書類には、次のようなことが書いてあった。

  27日付  100万円の融資
  28日付  12/5〜1/5 迄の利息と一部元金   335,821円
  28日付  1/5〜2/5迄の利息と一部元金     335,821円
  28日付  仮受金入金   298,030円


感想

 クレジットブラックといえば、オートローンも組めないと思っていた。
 しかし、何百万円もの金を融資するのだということに驚いた。

 明白な名義借り融資
 SFCGの担当者が、同席して、他人名義で融資をするということに非常に驚いた。

 平成17年12月27日の100万円の融資は、借りた本人が希望していないものであった。
 「仮受金」というのは、どういう種類の金なのだろうか。
 1円の本人に渡さないような融資が許されるのだろうか。