慰謝料と民事損害賠償を求める訴訟提起!



 息子のために多重債務状況にある母親に対して、息子の借金まで支払えと言って銀行から振り込んで支払ったり、集金に来られて支払ったという人について、関東財務局に行政処分の申立てをした件について、慰謝料などの損害賠償を求める訴訟を、釧路地方裁判所に平成14年10月2日、提起した。

 息子のために支払った金額の内、明白な金額と、慰謝料200万円、弁護士費用20万円の総額約230万円を請求した。

 武富士は、申立人である母親のところに、二度も行き、「訴えを取下げる」ようしつこく迫るなどしたが、母親は、自分と同じような目にあっている人のためにも、きちんとしたいという決意であることを、武富士の担当者に話したという。

 このことを報道した新聞によると、武富士は、次のように述べている。

「親族など第三者への取立ては、一切しないと社内で規定しており、研修でも社員に徹底しているので、親族への取立てはない。本件については、訴状を見ていないので、コメントは差し控えたい」