「武富士の闇を暴く」訴訟について判決!

 武富士が、武富士被害対策全国会議が発行した「武富士の闇を暴く」に対する名誉毀損訴訟(訴額5,500万円)と、訴えられた出版社と弁護士3名が、反訴として提起した慰謝料請求について、平成17年3月30日午前11時50分に判決があった。

裁判所から配布された判決要旨は、次のとおりである。


  裁判所から配布された判決要旨(533KB)


判決は、武富士のような東証一部上場企業は、自社に批判的な本が出版された時、名誉毀損訴訟などを提起すると、言論弾圧だと指弾されるおそれがあるから、慎重に検討すべきだと指摘し、今回の武富士が提起した訴訟については、すでに、武富士において真実か真実と信ずるについて相当な理由があり、訴訟を提起すべきではなかったと、明確に判断した。