武富士の異常な再の掘り起こし!

 武富士は、現在、東京簡易裁判所に、多数の貸金訴訟を提起している。

 多数の貸金訴訟が提起されたことにより、武富士が、どれほどの異常な過剰融資をしていたかなどが、明白となっている。

 中でも、驚くのは、「再の掘り起こし」の実態である。

 下記の事例は、夫の親が、自らお金を武富士の貸し出し支店に持っていき、息子とその妻の借金を全額支払い、もう、息子達夫婦には金を貸さないようにしてくれと頼んだにもかかわらず、返済直後から、「枠があります。いつでもご利用いただけます」などと電話をして借入れをするよう勧誘し、息子達夫婦が、借りに行かないときには、銀行振込でも貸し付けたという事例である。

 夫の父親が支払った他に、自分達でも、車を処分して完済したり、なんとか借金を返そうと努力したというが、ちょうど、お金がないときに電話がくると、つい、借りてしまったという。さらに、5万円貸してほしいと行っても、10万円までご利用くださいといわれと、結局、その金額の振込に同意してしまうという。

 武富士の社員の方のメールで、「再の掘り起こし」に関する苦情が最も多いというのがあったが、さもありなんという思いである。

支払った日時
支払った金額
07.10.13妻分205,989円
夫分456,998円
08.05.07妻分241,683円
夫分451,926円
09.07.01妻分511,650円
夫分512,445円
10.05.28 妻分450,000円
11.12.10 妻分468,670円


 相談時債務は、夫分 523,863円、妻分500,000円。

 家族が心配して支払えば支払うほど貸出額が多くなるということがわかる。