2014.08.27 白糠町にて

 

  クシロネナシカズラ(ヒルガオ科ネナシカズラ属)
    釧路根無蔓  絶滅危惧1A類(CR) 

   ・花期/8月下旬〜9月上旬 ・撮影/白糠町

   つる性の寄生植物で、釧路ではヨモギに巻きついて養分を
   吸収すると根がなくなるという植物。ネナシカズラは
  花柱が1本で柱頭が2裂するが、クシロネナシカズラは
  柱頭が線形で2個あるのが特徴。
  
   この花は絶滅の危険性が極めて高く、釧路では最も希少で
  貴重な植物のひとつなのだが、何ら保護の手が打たれて
  いないのが不思議だ。
   白糠町の海岸線でヨモギの葉に身を隠すようにひっそりと
  咲く一株だけに出会った。
 
  


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