2014.04.28  釧路湿原国立公園・コッタロにて

  ウラホロイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)
     浦幌一華  キクザキイチゲの近似種
                絶滅危惧2類(VU)

   ・花期/4月下旬〜5月中旬 ・撮影/釧路湿原ほか

  十勝の浦幌で見つけられたことから、この名がついた。
   キクザキイチゲよりも小型で、花の茎は2.5cmくらい。
   がく片は5〜8枚で短く幅が広いのが特徴 。
  釧路での生育地はごく限られ、春採湖のほとりの広葉
   樹林下やコッタロ湿原の道端、そして釧路市音別町の
   目立たない所で、白い清楚な花をつけ春の訪れを告げて
  いた。氷河期から生き残った遺存種で、浦幌から釧路に
   かけての太平洋沿岸にのみ自生する希少種とされる。


            2014.04.21 釧路市春採湖畔にて                   

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