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モーツァルトとの 24景

ウルス・フラウヒガー

田辺 秀樹訳、 白水社　2001年

内容（目次）

回想、憶測 ／ イタリア ／ ミュンヘン ／ 拒絶 ／ 警告 ／ ミスルヴェチェク ／ 寝物語 ／ マンハイム ／ 論争 ／ 雇用せず ／ 旅立ち ／ 死についてのモノローグ ／ 混乱と若き日の悩み ／ オペラの稽古 ／ 足蹴 ／ 男爵夫人 ／ ライブ中継 ／ 死の歌 ／ マスタークラス I ／ 休憩時間の対話 ／ マスタークラス II ／ ロンド ／ 休らう場所もなく ／ サテュロス劇

著者紹介（表紙裏に書かれているままを引用）

1936年生まれ。スイスの音楽学者、著作家。みずからチェロを弾き、室内楽を楽しむ。 ベルリン音楽院の院長をつとめたほか、チューリヒ大学、ザンクト・ガレン大学などで教鞭をとる。 1988年以来、ヨーロッパ音楽大学連合の事務局長。多数の著作のほか、ラジオの仕事などもある。 モーツァルトを熱愛し、とりわけ彼の手紙に魅了されている。 著者は、この本がたんに読まれるだけでなく、放送劇や舞台上演のための素材として使われることを望んでいる。

資料（口絵など、すべてモノクロ）

• アンナ・マリーア・モーツァルト、旧姓ペルトゥル、油絵、1775年頃
• レーオポルト・モーツァルト、油絵、1765年頃
• 家族の肖像、ヨハン・ネポームク・デッラ・クローチェの油絵、1780/81年冬
• マリーア・アンナ・テークラ・モーツァルト、ベーズレ、鉛筆画、1777/78年
• カノン K.230 譜例
• 死んだムクドリのためのロンド、譜例
• コンスタンツェ・モーツァルト、旧姓ヴェーバー、ヨーゼフ・ランゲの油絵による、1782年
• カノン K.232 譜例
• クラヴィーアを弾くモーツァルト、ヨーゼフ・ランゲの未完の油絵、1782/83年冬？

全273ページ、2001年３月初版、2600円＋税