Mozart con grazia > 舞曲
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20のメヌエット K.103 (61d)

(1) ハ長調(2) ト長調 (3) ニ長調(4) ヘ長調
(5) ハ長調(6) ト長調(13番) (7) ニ長調(8) ヘ長調
(9) ニ長調(10) ト長調 (11) ヘ長調(12) ハ長調
(13) ハ長調(1番)(14) 変ホ長調(15番) (15) 変ロ長調(14番)(16) ト長調(19番) ※
(17) ホ長調(16番) ※(18) イ長調(9番) ※ (19) イ長調(17番) ※(20) ハ長調

[注] 新全集エルヴァースによる曲順、※印はトリオなし。
〔編成〕 2 ob/fl, 2 hr/tp, 2 vn, vc, bs
〔作曲〕 1770年か71年 ザルツブルク

筆跡などからモーツァルトは急いで作曲したらしいといわれている。 その理由はわかっていない。 何か特別な理由があったわけでもないのかもしれない。 エリック・スミスは「彼はこの種の音楽をいつも急いで作曲する習慣があった」と言っている。
全部で20曲作り、その中から12曲だけ選んで順序をつけ、その他は斜線で消した。 上記第1曲から第12曲までがその順序づけられた曲で、第13曲以降は消されたもの。 なぜか第1曲の自筆譜が切り取られ、1956年まで行方不明だったので、ケッヘルは下記の19曲しか上げていない。 自筆譜(パリ国立図書館蔵)がありながら順序組合せのひどく違った写本が何組かある。 最初の12曲にはモーツァルト自身によるピアノ演奏譜が残っているという。 上記は新全集による曲順で、第17番のトリオが独立したメヌエットとして第18番とされ、全部で20曲を数える。 そのうちカッコの中の番号はケッヘルのものである。

(1) ハ長調(2) ト長調(3) ニ長調(4) ヘ長調
(5) ハ長調(6) イ長調 ※(7) ニ長調(8) ヘ長調
(9) ハ長調(10) ト長調(11) ヘ長調(12) ハ長調
(13) ト長調(14) 変ロ長調(15) 変ホ長調(16) ホ長調 ※
(17) イ長調 ※(18) ニ長調(19) ト長調 ※

この作品の成立(動機、作曲時期)については不明。 アインシュタインは1769年の謝肉祭用と推定し、プラートは自筆譜の筆跡から1769年より前としていた。 それにより第6版から K.61d に置かれていた。 新全集編纂のエルヴァースは1770年から71年と推定している。 タイソンは使用している紙が1772年春のものと結論づけたことから、ロビンズ・ランドンは1772年春から夏の作品としている。 またプラートも「1769年終り、または1770年初め」と修正している。
なお、この曲の余白にシンフォニー第9番ハ長調(K.73)のスケッチがあるという。

〔演奏〕
CD [キング KICC 6039-46] t=35'11
ボスコフスキー指揮 Willi Boskovsky (cond), ウィーン・モーツァルト合唱団 Vienna Mozart Ensemble
1964-65年 / おおむねエルヴァースによる曲順で、楽器編成は 2 fl, 2 ob, 2 tp で、また多少の装飾を加えて演奏

〔動画〕

〔参考文献〕

 

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2013/02/03
Mozart con grazia