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2つのメヌエットと田園舞曲 K.463

  1. ヘ長調
  2. 変ロ長調
〔編成〕 2 ob, fg, 2 hr, 2 vn, vc, bs
〔作曲〕 1783年夏 ウィーン?

現存する原稿には自筆ではなく別人の手で「メヌエットとコントルダンスの組合せでカドリールとする」と記されている。 当時のカドリールとは4人が組になって踊るダンス。 第1、第2曲ともにゆっくりした8小節のメヌエット(4分の3拍子)に導入され、コントルダンス(4分の2拍子)が続き、再びメヌエットで終る。 エリック・スミスによれば「カドリール」と記入したのはニッセンであるが、

しかし、カドリーユがコントルダンスの方法で踊られるようになったのは、19世紀になってからのことなので、ニッセンの記載は時代を混同したものといわざるを得ない。
[全作品事典] p.277
と指摘している。

この曲が書かれたのはモーツァルトが自作カタログを作り始めた1784年2月9日の直前であり、ケッヘル第6版では「メヌエット K.461 (448a)」と「6つの田園舞曲 K.462 (448b)」に続く K.448c として位置づけられていたが、新全集は「6つの田園舞曲 K.462」とともに1783年夏に書かれたと推定され、「メヌエット K.461」よりも前の成立と見ている。 しかし、1784年のウィーンでの謝肉祭のために用意したものであり、1783年末または1784年初頭にザルツブルクまたはウィーンで作曲されたとする説(エリック・スミス)もあり、はっきりしない。

〔演奏〕
CD [キング KICC 6039-46] t=4'51
ボスコフスキー指揮 Willi Boskovsky (cond), ウィーン・モーツァルト合奏団 Vienna Mozart Ensemble
1964年
CD [COCO-78048] t=4'45
グラーフ指揮 Hans Graf (cond), モーツァルテウム管弦楽団 Salzburg Mozarteum Orchestra
1990年5月、ザルツブルク、モーツァルテウム

〔参考文献〕

〔動画〕
[http://www.youtube.com/watch?v=d_x0EHjCGUQ] t=4'19
Georg Tintner (cond), Symphony Nova Scotia
 


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2011/11/20
Mozart con grazia