Mozart con grazia > クラリネットのための曲 >
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五重奏曲楽章 ヘ長調 K.Anh.90 (580b)

  • Allegro ヘ長調 4/4 ソナタ形式
〔編成〕 cl, basset-cl, vn, va, vc
〔作曲〕 1789年9月 ウィーン

自筆譜は6ページから成り、途中102小節まで(提示部の終わりまで)で中断。 作曲時期は「シュタットラー五重奏曲」すなわちクラリネット五重奏曲イ長調(K.581)と同じと推定され、クラリネットとバセットホルンの名手シュタドラー兄弟(兄アントン Anton Paul、弟ヨハン Johann Nepomuk Franz)のために作られたとみられ、アインシュタインは「シュタットラー五重奏曲のための予備研究」と言っている。 大きな(4楽章の)作品の第1楽章となるはずで、作品として仕上げる用がなくなったため放棄したのかもしれないが、作曲を中断したことは惜しい。

タイソンは1787年の作曲途中だった作品の一部と推定しているという。

補作にドゥルース版、スミス版、マス版がある。

〔演奏〕
CD [ミュージック東京 NSC168] t=12'41
ハッカー (cl), シャッツベルガー (basset-hr), ザロモン弦楽四重奏団
1984年
ドゥルース版 (completed by Duncan Druce)
CD [KKCC-4123-4] t=6'30
オランダ・ソロイスツ・アンサンブル
1992年

〔動画〕

〔参考文献〕

 

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2016/02/07
Mozart con grazia