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交響曲 第43番 ヘ長調 K.76 (42a)

  1. Allegro maestoso ヘ長調 4/4 ソナタ形式
  2. Andante 変ロ長調 3/4 ソナタ形式
  3. Menuetto ヘ長調 3/4 複合3部形式
  4. Allegro ヘ長調 2/4 ソナタ形式
〔編成〕 2 ob, 2 fg, 2 hr, 2 vn, va, bs
〔作曲〕 1767年秋 ウィーン

疑作。 楽譜は行方不明。 成立に諸説ある。 唯一の資料はナンネルが1800年頃にブライトコフ&ヘルテルに送った楽譜の中にあったらしいが、残っていない。 ケッヘルが1769年の真作として、ケッヘル番号 K.76 を与えた。 そして旧全集では「交響曲第43番」とした。 その後ウィゼワとサン・フォワは様式研究により、特に第1楽章が「第一戒律の責務」の序曲に似ていることから、1766年12月頃と推定。 さらにアインシュタインは、第3楽章が成熟した書かれ方をしているため、後で加えられた可能性があるとして、成立時期「1767年秋、ウィーン」を設定した。 それにより新番号 K.42a となり、それが現在まで受け継がれている。 しかし真偽そのものがはっきりせず、モーツァルトの交響曲の研究で有名なザスローも否定的な立場をとっている。 父の作ではないかという説もある。 終楽章の冒頭主題は、ラモーのオペラ「栄光の寺院」の中のガヴォットに類似しているという。

〔演奏〕
CD [ポリドール FOOL-20361] t=15'04
ホグウッド指揮 Christopher Hogwood (cond), エンシェント室内管弦楽団 Academy of Ancient Music
1978年頃、ロンドン
CD [COCO-78045] t=13'26
グラーフ指揮 Hans Graf (cond), ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 Salzburg Mozarteum Orchestra
1988年頃
CD [ERATO WPCS-11108] t=12'21
コープマン指揮 Ton Koopman (cond), アムステルダム・バロック管 The Amsterdam Baroque Orchestra
1991年4月、ユトレヒト
※ オリジナル楽器を使用
CD [Membran 203300] t=9'31
Alessandro Arigoni (cond), Orchestra Filarmonica Italiana, Torino
演奏年不明

〔動画〕

〔参考文献〕

 

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2013/07/14
Mozart con grazia