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教会ソナタ 第14番 K.278 (K6.271e)

  • Allegro ハ長調 4/4
〔編成〕 2 ob, 2 tp, timp, 2 vn, vc, bs, og
〔作曲〕 1777年3月か4月 ザルツブルク
1777年4月

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4月の復活祭のために作曲されたと推測されている。 もちろんコロレド大司教のために書かれたことになる。

K278のソナタのモーツァルト自筆の楽譜には「パリウムの祝日のためのソナタ」とはっきり記されいるが、これはローマ教皇の代理者として、パリウムをつける特権を有していたコロレド大司教が、司教座聖堂でとりおこなう荘厳ミサのためのものである。
[ド・ニ] p.130
ここで、パリウム(palium)とは「教皇や大司教が祭服の上から掛けるY字型の肩帯」のことをいう。 トランペットやティンパニも加わって祝祭的で賑やかな曲になっている。 オルガンの扱いは前曲に同じく数字付きに戻っている。 前後の曲(第13番ト長調 K.274、第15番ハ長調 K.328)ではヴァイオリン2と低音(オルガン)という編成であるのに対し、楽器編成の上からも、この曲は特別な役割をはたす目的で作られたものであることがわかる。

〔演奏〕
CD [hyperion CDA66377] t=3'40
King指揮, The Classical Orchestra of the King's Consort
1989年
CD [SABAM ADDA 148009-AD184] t=3'54
Jerzy Salwarowski指揮, Orchester der philharmonie POMMERN
1989年

〔動画〕

〔参考文献〕

 

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2018/03/11
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