| Mozart con grazia > ミサ曲 > 第3番 ハ長調 |
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ザルツブルクでのモーツァルト家の家主
ハーゲナウアー(Lorenz Hagenauer, 1712-92)の4男、新任司祭ドミニクス(カイェタン・ルーペルト・ハーゲナウア Franz Cajetan Rupert Hagenauer, 1746-1811)のために。
彼は1764年10月20日にベネディクト派聖ペトロ修道院に入り、1年後にドミニクスの名を与えられている。
幼なじみのカイェタン・ルーペルトが修道院に入るとき、ヴォルフガングは8才だったので、その意味が分からず、もうカイェタンとは会えなくなるのだと勘違いしたという。
そこでレオポルトがわけを聞かせてやると、カイェタンが自分のためによく蠅をつかまえてくれたことをヴォルフガングは思い出し、聖ペトロ修道院まで行ってカイェタンにまた蠅をつかまえてもらおうと言い出したという。
また、当時ザルツブルクでは空気銃を使った射的が娯楽として広く楽しまれていて、ヴォルフガングも10歳年長のカイェタンとよく遊んでいたようである。
そのような幼なじみのカイェタンが新任司祭ドミニクスとなって初めて行なうミサのためにこの曲は作られた。
それで、通称「ドミニクス・ミサ」と呼ばれる。
管楽器の編成が異なる2つの版があるという。
初演は10月15日ザルツブルクで、ドミニクス師(カイェタン・ルーペルト、23才)は日記に次のように書いた。
1769年10月15日カイェタン・ルーペルトは「14才の少年モーツァルト」と書いているが、まだ「13才」だった。 このミサ曲は評判がよく、その後も各地でのミサに使われたことが知られている。 1773年7月14日、父と二人で3回目のウイーン旅行に出たが、8月12日、旅先から妻へ宛てたレオポルトの手紙には次のように書かれている。
初ミサがあった。 ミサの音楽は14才の少年モーツァルト氏が作曲した。 誰もが素晴らしい音楽という意見であった。 ミサは2時間以上かかった。 寄進者の数が非常に多かったので当然であった。 656グルテン55クロイツァー集まった。 12時に食事。 その後ヴォルフガング・モーツァルト氏が30分程オルガン演奏して皆を非常に堪能させた。ドイッチュ&アイブル(井本訳)「モーツァルトの生涯」シンフォニア p.82
ヴォルフガングのミサがイエズス会の教会で演奏された。 聖イグナティウスの祝日から8日目の行事で、「ドミニクス・ミサ」だった。 私が指揮をしたが、このミサの音楽は皆に喜ばれた。
■演奏
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CD[PHILIPS PCD-7] t=40'49 マティス Edith Mathis (S), ラング Rosemarie Lang (A), ハイルマン Uwe Heilmann (T), ローテリング Jan-Hendrik Rootering (Bs), ライプツィヒ放送合唱団 Rundfunkchor Leipzig, ケーゲル指揮 Herbert Kegel (cond), ライプツィヒ放送交響楽団 Rundfunk-Sinfonie-Orchester Leipzig 1988年6月、ライプツィヒ |
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CD[TELDEC WPCC-4302] t=42'08 マルジオノ Charlotte Margiono (S), フォン・マグヌス Elisabeth von Magnus (A), ハイルマン Uwe Heilmann (T), カシュマーユ Gilles Cachemaille (Bs), アーノルド・シェーンベルク合唱団 Arnold Schoenberg Chor, アーノンクール指揮 Nikolaus Harnoncourt (cond), ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス Concentus musicus Wien 1990年6月、カジノ・ツェーゲルニッツ、ウィーン |
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