第12番の通し番号で呼ばれているが、作曲年代順では第10番に位置する。 伴奏にトランペット(またはクラリネット)が使用され、さらに任意にファゴットが低音部に使われることもある。 そのためか、オルガンの役割は前作（K.245）よりもさらに弱められている。

自筆譜がアインシュタインによって1940年にレニングラードの図書館で発見された。 それには誰かの手で「1776年１月」と書かれてあるという。 アインシュタインは「オルガン・ソロ・ミサ K.259」と関連づけた。

〔演奏〕

CD [SABAM ADDA 148009-AD184] t=2'43 Jerzy Salwarowski (cond), Orchester der philharmonie Pommern 1989年２月

CD [hyperion CDA66377] t=3'32 The Classical Orchestra of the King's Consort 1989年

〔動画〕

• [https://www.youtube.com/watch?v=bo1pmEx6azY] t=5'17
  ?
  51分22秒から56分39秒までの間
• [https://www.youtube.com/watch?v=dn_OOVV9GHc] t=4'55
  Johann Christian Bach Akademie
• [https://www.youtube.com/watch?v=JpGewGUVKIw] t=4'47
  István Ella, Corelli Chamber Orchestra
• [https://www.youtube.com/watch?v=0D0gU-Eq0_E] t=5'12
  Sofia Soloists Chamber Orchestra, Teodor Musev(og), Emil Tabakov

〔参考文献〕

• ［事典］
  海老沢敏・吉田泰輔監修 「モーツァルト事典」 東京書籍
• ［全作品事典］
  ニール・ザスロー編 「モーツァルト全作品事典」 森 泰彦監訳、音楽之友社 2006

2015/10/11