Mozart con grazia > 交響曲 > 「オーデンセ」
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シンフォニア イ短調 「オーデンセ」 K.Anh.220 (16a)

  1. Allegro moderato イ短調 4/4 ソナタ形式
  2. Andantino イ長調 2/4 二部形式
  3. Allegro moderato イ短調 3/8 ロンド形式

■編成 2 ob, 2 fg, 2 hr, 2 vn, va, vc, bs
■作曲 1765年?

最初の4小節だけが「全作品の主題目録」(19世紀初め)で知られるのみで、全曲は不明だった。 そのため、ケッヒェルは「作品目録第1版」(1862年)で「疑わしい作品」として付録 Anh.220 とした。 その後、アインシュタインはこの幻の曲の「作曲時期は早い」と推定し、「作品目録第3版」(1937年)で K.16a(1765年ロンドン、9歳)に位置づけていた。 1763年6月9日から1766年11月29日までの約3年半の西方への大旅行の途中、ロンドンで作曲したいくつかのシンフォニアの一つとみなされ、旅先から父レオポルトが故郷ザルツブルクのハーゲナウアーに宛てた手紙(1765年2月8日)に書かれているのがこの曲のことであろうと推測されたのである。

1982年、デンマークのオーデンセ Odense の市立交響楽団が(移転するために)古い資料を点検していたところ、全曲の筆写譜が発見された。 それは、楽団の前身「オーデンセ・ミュージック・クラブ」の所蔵庫の中に埋もれてあったという。 このような経緯から「オーデンセ交響曲」と呼ばれるようになった。 初演はオーデンセ交響楽団により 1984年に行われた。

ただし、モーツァルトの作品らしくない点がいくつか指摘されていて、この曲の真偽は不明となっている。 どちらかというと、偽作と思われている。 真作としても(ラールセンによれば)1760年代後半か70年代初めかもしれないという説もあるが、新全集では「偽作」扱い。

■演奏


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