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キリエ (未完) K.91 (186i)

  • Allegro ニ長調
〔編成〕 SATB, vn, bs, og

フックス(Alois Fuchs, 1799-1853)がかつて所有していた自筆譜では32小節の未完のキリエの断片にジュスマイヤーが13小節補足完成したもので、おそらく1774年に書かれたといわれていたが、その自筆譜は紛失。 しかし、近年(1983年)モニカ・ホルの研究によりウィーン宮廷楽長ロイター作のキリエを写譜したものと分かった。

余談であるが、ロイターの死後(1772年)ウィーン宮廷楽長の座はガスマン(Florian Leopold Gassmann, 1729-1774)に渡り、ガスマンの死後(1774年)サリエリへと続く。

これまた余談であるが、フックスケッヘル以前にモーツァルトの作品をまとめようとした人物の一人であり、その目録(現在ベルリン・プロシャ文化財団国立図書館が所蔵)は当然のことながらケッヘルの偉業に役立つことになる。

なかでも注目すべきは、アロイス・フックス(1799~1853)によるもの。 彼は宮廷国防相に勤めるかたわら大の音楽愛好家として知られた人物であり、モーツァルトの作品に関して1843年に目録を完成させた。 しかもフックスの場合、たんにモーツァルトの楽譜を集めるだけでは飽きたらず、未出版の譜面を探し出し、それを手で書き写しては目録へと採用したのである。 しかも出版されている楽譜のなかには、モーツァルトの作ではないにもかかわらずその名を騙って売られているものもあったため、真贋鑑定までおこなうという徹底ぶりだった。
[小宮] pp.45-46
そのフックスは『ウィーンに暮らすザルツブルクのならず者』(K.509b)という一幕劇の自筆稿を所有していたが、それも行方不明になっているという。 また、新全集で「疑わしい作品」とされている「ヴァイオリン協奏曲第7番ニ長調」(K.271a / 271i)の総譜コピーも所有していたという。

〔演奏〕
CD [PHILIPS 422 749-2〜753-2] t=2'14
ライプツィヒ放送合唱団, ケーゲル指揮
1990年5月、ライプツィヒ
※下と同じ
CD [UCCP-4078] t=2'14
※上と同じ

〔動画〕

〔参考文献〕

 

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2013/05/26
Mozart con grazia