| Mozart con grazia > ピアノ三重奏曲 > 変ホ長調 「ケーゲルシュタット」 |
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三重奏曲 変ホ長調 「ケーゲルシュタット」 K.498
■作曲 1786年8月5日 ウィーン |
友人ジャカン(1767-92)の妹フランチェスカ(1769-1850)のために作った(ウィーンの女流作曲家カロリーネ・フォン・ピヒラー Caroline Pichler 伝)らしい。
九柱戯 Kegelstatt の遊びに興じながら作ったともいわれるが、それは「2本の管楽器のための12の二重奏曲 K.487《ケーゲルデュエット》Kegelduette」であり、逸話が混同していると言われている。
「クラリネット三重奏曲」とも「クラヴィーア(ピアノ)三重奏曲」とも呼ばれる。
ジャカンの家(そこにはフォルテピアノがあった)で、モーツァルトがヴィオラ、クラリネットは名手シュタトラー、ピアノはフランチェスカで演奏したのだろう。
1788年9月27日の「ウィーン新聞」に「ヴァイオリンあるいはクラリネットを伴うクラヴィーアのためのソナタ、作品14、1フローリン20クロイツェル」という新譜広告が出た。 すなわち、クラリネットのかわりにヴァイオリンでの演奏が可能であることが示唆されている。 しかし、アインシュタインは
しかしヴァイオリンのパートはクラリネットでしか演奏できないし、またクラリネットで演奏すべきものであろう。 ・・・・・ ほかのどんな楽器もクラリネットほどこの曲の旋律的な呑気、深くしなやかな伴奏音型を再現することはできない。といい、さらに浅井真男訳「その人間と作品」白水社 p.357
この(第一)楽章は中間楽章と同様に、モーツァルトの創造のなかで無比のものである。 両者とも幸福そうで、同時にやや反抗的である。 そしてさらに、人には学問的性格は少しも気づかれないが、対位法的、《学問的な》活気づけの奇蹟の一つである。 終始歌いつつ、短調のエピソードのあとに新しいモティーフを出し、このモティーフがやがてかすかな歓呼をもって最後の部分を支配するようにできているフィナーレのロンドについて、最後になにを言うべきだろうか! いまやモーツァルトは、聴く者をただ満足させて去らせるのでなく、魅了して去らせる旋律的、対位法的圧縮によって、一つの作品を単に終らせるのでなく、完結することをいかに会得していることか! 音楽が与えうる形式感情の終局のものが、ここでついに発言されているのである。と絶賛している。同書 p.358
■演奏
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CD[PolyGram POCL-4236] t=19'51 パンホーファー Walter Panhoffer (p), ボスコフスキー Alfred Boskovsky (cl), ブライテンバッハ Gunther Breitenbach (va) 1956年10月、ウィーン |
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CD[東芝EMI TOCE-6815] t=21'06 クロウソン Lamer Crowson (p), ド・ペイエ Gervase de Peyer (cl), アロノヴィッツ Cecil Aronowitz (va) 1963年12月、ロンドン |
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CD[徳間ジャパン TKCC-15109] t=20'52 カスパー Bernd Casper (p), シュラム Siegfried Schramm (cl), シューマン Manfred Schumann (va) 1986年、ドレスデン |
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CD[EMI TOCE-6112] t=19'46 ヘル Hartmut Hoell (p), マイヤー Sabine Meyer (cl), ツィンマーマン Tabea Zimmermann (va) 1987年 |
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CD[EMI CMS 7 63810 2] t=19'46 ヘル Hartmut Hoell (p), マイヤー Sabine Meyer (cl), ツィンマーマン Tabea Zimmermann (va) 1987年 |
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CD[GALLERIA 457 912-2] t=20'17 レヴァイン James Levine (p), ライスター Karl Leister (cl), クリスト Wolfram Christ (va) 1991年6月、ニューヨーク |
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CD[UCCG-9142] t=20'17 レヴァイン James Levine (p), ライスター Karl Leister (cl), クリスト Wolfram Christ (va) 1991年6月、ニューヨーク |
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CD[POCG-1176] t=20'38 アファナシェフ Valery Afanassiev (p), クレメル Gidon Kremer (vn), カシュカシャン Kim Kashkashian (va) 1984年5月、ウィーン |
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CD[ミュージック東京 NSC207] t=20'16 カイト Christopher Kite (fp), ローソン Colin Lawson (cl), ターリング Judith Tarling (va) 1990年頃 ※フォルテピアノはシュタイン製1784年のコピー(1978年ソレンソン作)、クラリネットは1790年頃のコピー、ヴィオラは1766年製のオリジナル。 |
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CD[SRCR 9339] t=20'08 レヴィン Robert Levin (fp), ナイディック Charles Neidich (cl), クスマウル Jurgen Kussmaul (va) 1992年 |
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CD[TELDEC 4509-99205-2] t=20'34 シフ (fp), シュミット (cl), ヘーバルト (va) 1996年 |
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