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| クラリネット五重奏曲 変ロ長調 K.Anh.91 (516c)
 〔作曲〕 1787年春? ウィーン | 
自筆譜は4ページで途切れ、5ページ以降が失われた。
同じく断片として残るクラリネットのための五重奏曲K.Anh.90 (580b)が最後のページの途中で中断しているのに対して、この変ロ長調の断片は4ページ目の最後まで書かれ、さらに次の小節にまたがるタイ(同じ高さの音を切らずに演奏することを指示する線)が付いていること、また自筆譜にはニッセンの手で「完成されたと思われる[五重奏曲]の冒頭」と書かれているということから、続くページが存在するはずで、完成された第1楽章の一部とみられている。
アインシュタインはこのアレグロを第1楽章、ロンド変ホ長調(K.516d)を第2楽章と見て、516cに位置づけたが、タイソンは1790〜91年と推定し、楽章としては完成されたものであることは認めながらも、作品としては自らの死によって中断されたものとしている。
成立の時期がはっきりしないこともあり、誰のために、何の目的で作曲しようとしたのかも不明。
補作に、ドゥルース版、スミス版、レヴィン版がある。
〔演奏〕
|  | CD [ミュージック東京 NSC168] t=t=8'38 ハッカー (cl), シャッツベルガー (basset-hr), ザロモン弦楽四重奏団 1984年 ドゥルース版 (completed by Duncan Druce) | 
|  | CD [KKCC-4123-4] t=4'16 オランダ・ソロイスツ・アンサンブル 1992年 | 
〔動画〕
〔参考文献〕
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