Mozart con grazia > セレナーデ > 第7番 ニ長調 「ハフナー」
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K.250 (248b) セレナーデ 第7番 ニ長調 「ハフナー」

  1. Allegro maestoso - Allegro molto ニ長調 4/4 - 2/2
  2. Andante ト長調 3/4
  3. Menuetto ト短調 3/4 トリオはト長調
  4. Allegro ト長調 2/4 ロンド
  5. Menuetto galante ニ長調 3/4 トリオはニ短調
  6. Andante イ長調 2/4
  7. Menuetto ニ長調 3/4 トリオが2つあり、ト長調とニ長調
  8. Adagio - Allegro assai ニ長調 4/4 - 3/8
編成 2 ob (第2,3,4,7楽章で 2 fl), 2 fg, 2 hr, 2 vn, 2 va, cb
作曲 1776年7月 ザルツブルク

父レオポルトと親交のあったザルツブルク市長ジークムント・ハフナー(Sigmund Haffner, 1699-1772)の娘マリア・エリーザベト(1753-1781)がアントン・シュペートとこの年の7月21日に結婚することになり、 その婚礼前夜の祝宴のために(行進曲ニ長調 K.249 とともに)作曲された。それで「ハフナー・セレナーデ」と呼ばれる。 このセレナードと行進曲の自筆譜には父レオポルトによって作曲の目的と時期が明記されている。

ザルツブルク宮廷顧問官のシーデンホーフェンは日記に「7月21日、食後に私は婚礼の演奏を聴きに行った。 これは子息のハフナー氏が妹のリゼルのために作らせたものだ。モーツァルトの作曲で、ロレート教会の庭園で演奏された」と記している。

第2〜4楽章では独奏ヴァイオリンが活躍し、ヴァイオリン協奏曲のようだ。 第4楽章を後にクライスラーがヴァイオリン・ソロ用に編曲して親しまれている。 その反対に第1、第5〜8楽章を取った5楽章からは交響曲が作られている。

アインシュタイン評(浅井真男訳「その人間と作品」白水社, p.289)

これはもはや、一対のホルンを持つ室内楽曲でもなく、吹奏楽ないし「ハルモニー」でもなく、コンチェルトなものへの傾向を持つオーケストラ楽曲であり、シンフォニー楽曲である。

演奏
CD [GALLERIA F28G-22058] t=58'26
ベーム指揮 Karl Boehm (cond), ベルリン・フィル Berlin Philharmonic Orchestra
1970年5月、1972年5月、ベルリン
※第2・3・4楽章で独奏ヴァイオリンとカデンツァはブランディス Thomas Brandis が演奏。
CD [WPCS-21106] t=59'57
コープマン指揮 Ton Koopman (cond), アムステルダム・バロック管弦楽団 The Amsterdam Baroque Orchestra
1988年11月, Doopgezinde Kerk, Haarlem
※第2・3・4楽章で独奏ヴァイオリンとカデンツァは Pavlo Beznosiuk が演奏。
CD [CAMPANELIA Musica C 130076] (7) t=3'15
ズュス Anna Süss (hp), シュトル Klaus Stoll (cb)
1999年8月
 

K.249 行進曲 ニ長調

作曲 1776年7月20日 ザルツブルク

セレナード第7番「ハフナー」の演奏者の入退場のために前日の7月20日に作曲した。

演奏
CD [キング KICC 6039〜46] t=3'27
ボスコフスキー指揮 Willi Boskovsky (cond), ウィーン・モーツァルト合奏団 Vienna Mozart Ensemble
1964年4月
CD [COCO-78047] t=3'48
グラーフ指揮 Hans Graf (cond), ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 Salzburg Mozarteum Orchestra
1988年5月
CD [DENON COCQ-85184] t=3'44
スウィトナー指揮 Otmar Suitner (cond), ベルリン・シュターツカペレ Staatskapelle Berlin
1988年8月
CD [WPCS-21106] t=3'58
コープマン指揮 Ton Koopman (cond), アムステルダム・バロック管弦楽団 The Amsterdam Baroque Orchestra
1988年11月, Doopgezinde Kerk, Haarlem
 

K.250 交響曲 ニ長調「ハフナー」

  1. Allegro maestoso - Allegro molto
  2. Menuetto galante
  3. Andante
  4. Menuetto
  5. Adagio - Allegro assai

1776年のセレナード「ニ長調 ハフナーK.250」を改作したシンフォニーだが、K.385の方が「ハフナー・シンフォニー」として有名である。 原曲にはないティンパニのパートをレオポルトが付け足した。その上に全体的にモーツァルト自身が修正している。 5楽章形式のシンフォニーはほかにK.62aがあるだけで、どちらもセレナードから作られた。

演奏
CD [ポリドール FOOL 20371] t=38'26
ホグウッド指揮AAM
1979
CD [DENON COCQ-85184] t=29'32
スウィトナー指揮ベルリン・シュターツカペレ
1988
CD [SONY SRCR-8623/4] t=33'08
ヴァイル指揮ターフェルムジーク・バロック
1991
 

K.250 ヴァイオリン協奏曲

  1. Andante
  2. Menuetto
  3. Allegro

セレナード「ハフナー」からヴァイオリン協奏曲風の第2〜4楽章をとって作られた後世の演奏版。

演奏
CD [koch schwann WWCC 1097] t=22'14 (ト長調)
シュナイダー (vn), シュタードルマイアー指揮ミュンヘンCO
CD [DENON COCQ-85184] t=21'10 (ニ長調)
バッツドルフ (vn), スウィトナー指揮ベルリン・シュターツカペレ
1988
 


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2006/10/09
Mozart con grazia