Mozart con grazia > カンタータ > オラトリオ「第一戒律の責務」
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K.35 オラトリオ「第一戒律の責務」

第1部

    (序曲)シンフォニア Allegro ハ長調 4/4 簡単なソナタ形式
  1. アリア「悲しみつつ私は眺めねばならぬ」 Allegro ハ長調
  2. アリア「怒り狂った獅子は咆咾し」 Allegro 変ホ長調
  3. アリア「目覚めよ、怠け者の奴隷よ」 Andante イ長調
  4. アリア「創造主がこの命を」 Allegro grazioso ヘ長調
  5. アリア「あの雷のような叱咤の言葉の力が」 Andante un poco adagio 変ホ長調
  6. アリア「哲人をひとり、描いてみたまえ」 Allegro ト長調
  7. アリア「病の多くは、時おりは」 Allegro 変ロ長調
  8. 3重唱「あなた方の恩寵の輝きが」 Un poco andante ニ長調

編成 : 3 S, 2 T, 2 fl, 2 ob, 2 fg, 2 hr, tb, 2 vn, 2 va, vc, bs
作曲 1766年12月〜67年3月12日 ザルツブルク

ザルツブルク大司教ジギスムント(69歳)の依頼。 当時、復活祭前40日間の四旬節には、オペラの上演が禁じられ、その代りに宗教音楽や宗教劇が演奏されていたという。 この曲もこうした状況の中から生まれた。内容は単純な宗教的たとえ話で、全体は3部に分かれる。 当時のザルツブルクの習慣にしたがって、3人の音楽家がそれぞれ1部づつ担当し、そのうち第1部をモーツァルト(11歳)が作曲した。 第2部はミハエル・ハイドン(30歳)、第3部は宮廷オルガン奏者アードルガッサー(38歳)。 台本作者は、1957年クラインによって、当時ザルツブルク市参事会員のイグナーツ・アントン・ヴァイザーと判明。 3月12日、大司教宮殿内騎士の間で初演。 報酬は12ドゥカーテン相当の金メダル。 序曲に続く第1部の内容は、優柔不断だが熱心なキリスト信徒が霊の勧めにより改心しようとするが、世俗の霊の誘惑に負けそうになるあたりまでが描かれている。 第2部は3月19日に、第3部は26日に上演されたが、それらは散失。

第1部の歌詞(レチタティーヴォとアリア)については、CD[PHILIPS PCD-15〜16]の解説書が詳しい。

ヴァイザー (Ignaz Anton Weiser, 1701-85)

ザルツブルクの豪商(織物業)で、また文筆家でもあり、「第一戒律の責務」のテキストを書いた。 このときザルツブルク市参事会員であったが、のちにハフナーのあとを継いで市長(1772〜75年の間)になった。 妻マルタ・テレージアとは1764年に死別。 娘のひとりマリア・ドメニカ(Maria Domenica)はプラハでコルンバ(Columba)という名の薬剤師と結婚し、その娘ヨゼファはドゥーシェク夫人として知られている。

演奏
CD[PHILIPS PCD-15〜16] t=87'40
南ドイツ放送合唱団、マリナー指揮シュトゥットガルト放送交響楽団、他
1988年、シュトゥットガルト
CD[UCCP-4061/70] t=87'40
南ドイツ放送合唱団、マリナー指揮シュトゥットガルト放送交響楽団、他
1988年、シュトゥットガルト
※上と同じ。
CD[ポリドール FOOL-20360] (1)t=4'41
ホグウッド指揮エンシェント室内管弦楽団
演奏年不明
CD[カメラータ・トウキョウ 32CM-174] (1)t=3'39
バーダー指揮、草津フェスティヴァル交響楽団
1983年9月、渋川市民会館

 


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2008/10/26
Mozart con grazia