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K.261 ヴァイオリンのためのアダージョ ホ長調

編成 solo vn, 2 fl, 2 hr, 2 vn, va, bs
作曲 1776年終 ザルツブルク

アダージョ、4/4、ソナタ形式。 ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219 の第2楽章の代替として。 ブルネッティ(Antonio Brunetti, 1744頃 -86)に。 よく知られているように、レオポルトが「ブルネッティ用のアダージョ」と言及している(1777年9月25日と10月9日の手紙で)のがこの曲であるとされている。 アインシュタインは K.219 の見事さについての記述の中で次のように評している。

1776年末、ヴァイオリニストのブルネッティのために、まえのは「彼にとって気取ったものでありすぎたので」、モーツァルトが《大至急で》あとから作曲した新しい中間楽章も、その情のこまやかさと魔法のような音響の微光にもかかわらず、原曲のアダージョの単純さと《無邪気さ》には到達していない。
浅井真男訳「その人間と作品」白水社 p.382
これもよく知られていることだが、モーツァルトは演奏者の力量に合わせて作曲するのは珍しくなかった(たとえば、ラーフのための K.295 について「ぼくは、よく仕上がった服のように、アリアが歌い手にぴったりと合うのが好きです」と言っているように)から、この曲もブルネッティに合わせて書き直したのだろう。 なお、後の「コシ・ファン・トゥッテ」の「ああ、ご覧、妹よ」の響きがあるとも言われている。

演奏
CD [BMG 74321 21278 2] t=8'08
スーク (vn), プラハCO
1972
CD [POCL-3632/3] t=7'32
藤川真弓 (vn), ヴェラー指揮 Walter Weller (cond), ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 Royal Philharmonic Orchestra
1980年、ロンドン
CD [グラモフォン 415-958-2] t=8'03
パールマン Itzhak Perlman (vn), レヴァイン指揮 James Levine (cond), ウィーンフィル Wiener Philharmoniker
1985年6月、ウィーン
CD [claves KICC-9308/10] t=7'42
グッリ Franco Gulli (vn), ジュランナ指揮 Bruno Giuranna (cond), パドヴァ室内管弦楽団 Orchestra da Camera di Padova
1989年5月、パドヴァ
CD [POCL-4178/9] t=6'34
スタンデイジ Simon Standage (vn), ホグウッド指揮 Christopher Hogwood (cond), エンシェント室内管弦楽団 Academy of Ancient Music
1990年8月、ロンドン
※スタンデイジ使用のヴァイオリンは、ストラディヴァリ1708年製「ダンクラ」のコピー(1987年ディヴィッド・ルビオ製作)
CD [Virgin Classics, 7243 5 61576 2 0] t=5'48
ハジェット Monica Huggett (vn, cond)指揮, Orchestra of the age of enlightenment
1991年3月、ロンドン
CD [PHCP-11026] t=3'57
ボッティ (tp), 他
1995
編曲

 


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2006/06/04
Mozart con grazia