| Mozart con grazia > ピアノ協奏曲 > 第12番 イ長調 |
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K.414 (385p) ピアノ協奏曲 第12番 イ長調
■編成 p, 2 ob, 2 hr, 2 vn, va, bs |
彼自身のために作曲。 第2楽章の主題に、この年の1月に亡くなったクリスティャン・バッハのオペラ「誠意の災い」序曲からそっくり借用し、その死に捧げている。 アンダンテではポリフォニックで瞑想的になって「アヴェ・ヴェルム」を思わせる。 自筆譜には作曲時期が書いてないが、12月28日の父への手紙によれば秋頃には完成していたらしい。 そして第11番 K.413、第13番 K.415 とともに4ドゥカーテン(18フローリン)で、「作曲者自身が校閲した、美麗に写譜されたもの」を予約者に頒布するという方法で、1783年1月15日の「ウィーン日報」に広告を出したが反響がなかった。 そのとき「これら3曲は、管楽器を伴う大オーケストラでも、ヴァイオリン2部、ヴィオラ1部、チェロ1部による四声部でも演奏可能である」と宣伝しているが、売れないのは金額が高いせいかもしれないと感じるところもあったのか、1月22日には「ウィーン日報」にもう3回も広告をだしたことと「金額が高すぎるとは思わない」ことをザルツブルクの父に伝えている。
そこで、4月になって、以前「選帝侯妃ソナタ(プファルツ・ソナタ)」を出版した(1778年)ことで縁のあるパリのシベール(Jean Georges Sieber, 1738 - 1822)に「ウィーンのアルタリアが欲しがっているけど、あなたに優先権をあげます」と話を持ちかけ、30ルイドール(約340フローリン)で印刷出版しようともしたが実現できなかった。 そのときは、「フル・オーケストラでも、オーボエとホルンをつけるだけでも、あるいは単に四重奏でも」演奏可能だといっている。
ようやく1785年3月アルタリア社から出版された。 そのときの値段は1曲2フローリン30クロイツァーだった。 3曲をまとめて「ウィーン協奏曲」ということもある。 オーボエ2部、ホルン2部は任意となっていて、省略して演奏も可能である。 また、モーツァルト自身によるカデンツァが(マルブルクの Westdeutsche Bibl. に第1と第2楽章のカデンツァとアインガング、さらにチュービンゲン大学図書館にも2つのカデンツァ)残されている。
■演奏
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CD[WPCC-5277] t=25'57 ピリス Maria Joao Pires (p), ジョルダン指揮 Armin Jordan (cond), ローザンヌ室内管弦楽団 Orchestre de Chambre de Lausanne 1976年12月 |
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CD [TELDEC WPCS-10100] t=24'40 エンゲル (p), ハーガー指揮ザルツブルク・モーツァルテウム 1976年 |
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CD [Royal Classics ROY 6412] t=25'50 エッシェンバッハ Christoph Eschenbach (p, cond) 指揮, ロンドン・フィル London Philharmonic Orchestra 1980年頃 カデンツァ by モーツァルト |
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CD [ARCHIV 413 463-2] t=24'47 ビルソン Malcolm Bilson (fp), ガードナー指揮 John Eliot Gardiner (cond), イングリッシュ・バロック・ソロイスツ English Baroque Soloists 1983年、ロンドン 古楽器による演奏。フォルテピアノはアントン・ワルターのレプリカ(1977年ベルト Philip Belt 製) |
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CD [COCO-78049] t=24'34 ミグダル Marian Migdal (fp), ビョルリン指揮 Ulf Bjoerlin (cond), カペラ・コロニエンシス Cappella Coloniensis 1984年 |
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