Mozart con grazia > 三重奏曲 >
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K.Anh.229 (439b) 5つのディヴェルティメント ヘ長調

または、6つのセレナード(ジムロック版)

構成 下記
編成 3 basset hr / 2 cl, fg (ジムロック版)
作曲 1783年(第6版)または 1783〜88年(新全集)、 ウィーン

第1番

  1. (1) Allegro 3/4 ソナタ形式
  2. (2) Menuetto : Allegretto 3/4 トリオは変ホ長調
  3. (3) Adagio 4/4 二部形式
  4. (4) Menuetto 3/4 トリオは変ホ長調
  5. (5) Rondo : Allegro 2/4 ロンド形式
第2番
  1. (6) Allegro 2/4 二部形式
  2. (7) Menuetto 3/4 トリオは変ホ長調
  3. (8) Larghetto 3/4 二部形式
  4. (9) Menuetto 3/4
  5. (10) Rondo : Allegro 2/4 ロンド形式 主題はピアノ協奏曲 K.467 第1楽章副主題と同じ
第3番
  1. (11) Allegro 2/2 ソナタ形式 展開部の後、旧全集では主題再現、新全集ではそれが省略され第2主題再現へ直結
  2. (12) Menuetto 3/4
  3. (13) Adagio 4/4 二部形式とコーダ
  4. (14) Menuetto 3/4 トリオは変ロ短調
  5. (15) Rondo : Allegro assai 2/4 ロンド形式
第4番
  1. (16) Allegro 4/4 ソナタ形式 展開部の後、旧全集では主題再現、新全集ではそれが省略され第2主題再現へ直結
  2. (17) Larghetto 変ホ長調 2/2 二部形式とコーダ
  3. (18) Menuetto 3/4 トリオは変ホ長調
  4. (19) Adagio 4/4 16小節 二部形式
  5. (20) Rondo : Allegretto 変ホ長調 2/4 ロンド形式
第5番
  1. (21) Adagio 4/4 二部形式
  2. (22) Menuetto 3/4
  3. (23) Adagio 2/2 二部形式 16小節
  4. (24) Romance : Andante 2/2 二部形式
  5. (25) Polonaise 変ロ長調 3/4 二部形式
    ※ 収遺集のため調性が異なる。旧全集では(24)と(25)が逆。
第6番 (モーツァルトのオペラからの編曲集)
  1. Rondo : Larghetto - Allegro
  2. Andante
  3. Allegro
  4. Andante - Allegretto
  5. Andante

モーツァルトの死後、1800年5月31日、コンスタンツェはアンドレに失われた「バセットホルン三重奏」のことを書いているが、3年後の1803年にブライトコップ&ヘルテルからパート譜(上記の第2番の一部)が出された。
全曲の出版は1813年、ジムロック(ボン)から「6つのセレナード」とされる。そのときの楽器編成は「クラリネット2、ファゴット1、ホルン2」。 ただし、ホルンのパートは稚拙であるといわれる。 また、第6番はモーツァルトのオペラから編曲されたものであり、6曲セットの作品構成にするため別人が追加したと思われる。

1877〜83年の「旧全集」の編纂において、レヴィツキは後世に加えられたと思われる部分を排除して「2つのクラリネットとファゴットのための5つのディヴェルティメント 変ロ長調」とし、1783〜85年の作とした。

自筆譜が早い時期に失われていたため、出典不明のまま、ケッヘル番号では長い間「追加229」という疑わしい領域に置かれていたが、アインシュタインは真作とし、K.439b という番号(第3版、1937年)を与えて1783年に位置づけた。 自作目録は1784年2月9日付けの「ピアノ協奏曲第14番変ホ長調」(K.449)から記載されているので、その前の番号としたのであった。

その後1962年にイギリスのフィーウェルは、旧全集の「クラリネット2、ファゴット1、変ロ長調」とするこれら5つの三重奏曲の正しい形は「3本のバセット・ホルン、ヘ長調」だという説を発表し、それが新全集(1991年)に採用された。 また成立時期については、フロトホイスにより 1783〜88年とされた。 さらに、モーツァルトが5楽章の構成を意図した根拠がないので、上記( )内の番号づけによる 25曲の小品集と見ている。

古くから様々な組合せによる演奏が行われ、楽章の構成や調性も違う。 弦楽三重奏曲とした版(K.Anh.229a)や、レーベルクによるピアノ曲版もある。

作曲の動機として考えられているのは、ジャカン家に集まった仲間(クラリネット奏者シュタドラー兄弟など)と演奏するためということである。

演奏<3つのバセットホルンの三重奏>
CD [EMI CMS 7 63810 2] (1)t=15'03 (2)t=16'14 (3)t=19'17 (4)t=11'18 (5)t=11'45 (6)t=13'29
トリオ・ディ・クラローネ Trio di Clarone : Sabine Meyer, Reiner Wehle, Wolfgang Meyer
1986年
※ザビーネ・マイヤー、ヴォルフガング・マイヤー、ライナー・ヴェーレの3人が1983年に木管アンサンブル「トリオ・ディ・クラローネ」を組むことになったのは、このディヴェルティメントをオリジナルの編成で、この曲にふさわしい小さな会場で演奏したいためだった。
CD [EMI CC33-3640] (2,4,5)
トリオ・ディ・クラローネ(ザビーネ・マイヤー、ヴォルフガング・マイヤー、ライナー・ヴェーレ)
※上と同じ
CD [PHCP-5306] (2)t=17'05 (4)t=13'48
シュタットラー・トリオ Stadler Trio : Eric Hoeprich, Carles Riera, Alf Hörberg
1988年6月
CD [GLOSSA GCD 920602] (1)t=16'15 (3)t=23'28 (5)t=11'19
シュタットラー・トリオ Stadler Trio
1996年4月

演奏<2つのクラリネットとファゴットの三重奏>
CD [MVCW-19014] (1)t=15'27 (2)t=12'02 (3)t=12'03 (4)t=12'53 (5)t=8'24
ウラッハ Leopold Wlach (cl), バルトシェック Franz Bartosek (cl), エールベルガー Karl Öhlberger (fg)
1949 & 53年
CD [ポリドール POCG-2420〜1] (1)t=16'00 (2)t=18'22 (3)t=23'51 (4)t=15'24 (5)t=12'15
プリンツ Alfred Prinz (cl), シュミードル Peter Schmidl (cl), ツェーマン Dietmar Zeman (fg)
1978-79年
CD [ORFEO C218-911A] (2)t=19'12 (4)t=15'03
ライスター Karl Leister (cl), ザイファルト Walter Seyfarth (cl), ガイスラー Peter Geisler (bs-hr)
1990年
CD [SUPRAPHON 11 2195-2 131] (2)t=15'15
ノヴァク・トリオ Novak Trio : Gabriela Krckova (ob), Stepan Koutnik (cl), Vladimir Lejcko (fg)
1993年5月、プラハ

演奏<ウィーン・ソナチネ集>

1805年ウィーンのアルタリアから「フォルテピアノのためのソナチネ集」として出版された。 その後いくつかの版が出ているが、下の CD の録音はアルタリア初版をもとに Alec Rowley がまとめた Peters版が用いられている。 名称「ウィーン・ソナチネ」の由来は、1931年にマインツで出版された Schott版「Die Wiener Sonatinen - Original piano edition」であるといわれる。 (Yvon Bec の解説から)

CD [PAVANE RECORDS ADW 7060-2] (1)t=11'45 (2)t=8'41 (3)t=7'06 (4)t=7'42 (5)t=8'32 (6)t=13'06
カツァリス Cyprien Katsaris (p)
1990年 (世界初録音)

演奏<その他>
CD [EMI CDC 7 54102 2] (2)t=17'29
ウィルソン Ransom Wilson (fl), バルエコ Manuel Barrueco (g)
1988年
※Frederic Hand編曲
CD [CBS SONY CSCR-8216] (1)t=9'31 (2-1, 4-2, 2-3, 4-5)t=10'33 (3-1, 2-3, 5-5) t=8'05
ランパル Jean-Pierre Rampal (fl), スターン Isaac Stern (vn), ロストロポーヴィチ Mstislav Rostropovich (vc)
1989年4月、パリ
※各曲の調性や楽章を変えて編曲し、共演したいという3人の奏者の望みが実現。変則的な3声部から魅力的なアンサンブルが生まれた。
CD [MDG 301-0496-2] (1)t=20'29
コンソルティウム・クラシクム Consortium Classicum
1995年2月
※クラリネット2、ホルン2、ファゴット2の六重奏曲(コントラバス任意)
 


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2011/03/27
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